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「癖になっている」74歳女、1万5千円を所持し170円のピーマンを万引きして逮捕

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画像はイメージです

 北海道札幌市中央区で、約1万5000円を所持した74歳の女が、万引きをしたとして逮捕されたことが判明。その行動に怒りの声が上がっている。

 女は6日午後3時過ぎ、同区のスーパーマーケットに入店。そこで不審な動きを繰り返した挙げ句、ピーマン1袋170円相当を盗み、会計せず店外に出た。その様子を私服警備員が目撃しており、呼び止めて現行犯逮捕した。

 ​>>41歳無職女、20万円所持しながら約4千円分を万引きし逮捕 その動機に「自分勝手すぎる」の声<<​​​

 その後、警察の取り調べで、女が当時1万5,000円を所持し、ピーマンを十分に購入できる状況だったことが発覚。動機について、女は「万引きが癖になっている」と話しているそうで、警察が現在余罪を調べている状況だ。

 このような「万引きを癖にする中高年」は全国でも発生している。金銭的苦境から盗みに至るケースもあるが、万引きの緊張感や事後の解放感から繰り返し窃盗を行う「クレプトマニア」が少なくない。

 中高年クレプトマニアは今回のように、十分な所持金を持っているにも関わらず盗みを繰り返すことが多く、スーパーマーケットなど商店経営者を悩ませる存在になっている。一般的にクレプトマニアは精神疾患の一種とされているが、店側にとっては厄介者でしかない。犯罪である以上、しっかりと罰する事が必要だが、「万引き」と聞くと軽い犯罪と誤認する人も少なくなく、社会問題となっている状況だ。

 今回逮捕された女も、複数回犯行に及んでいる可能性が高く、「逮捕歴があるのではないか」という声がある。また、「逮捕されてももう何も感じない」「家族ももうどうにも出来ないと思う」との指摘も出た。

 窃盗を繰り返してしまうクレプトマニア。逮捕だけではなく、再発防止に向けた対応策を講じていく必要がある。

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