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40代無職夫婦「生活保護費を使い切ってしまい」マイバッグを使いコンビニで万引し逮捕

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 兵庫県尼崎市のコンビニエンスストアで、40代の夫婦がエコバッグを悪用し万引きをしたとして逮捕された。
 夫婦は26日午後10時頃に尼崎市のコンビニエンスストアを訪れると、42歳無職の夫がレジでコーヒーを注文。店員の注意をレジに逸らしたところで、45歳無職の妻が持参したマイバッグに商品を入れ、店外に出ようとした。不審な様子に気がついた店員が呼び止め、万引きが発覚。両者を窃盗の疑いで逮捕した。

 ​>>コンビニ大手3社、7月1日からのレジ袋有料化を発表 「事実上の値上げ」利用客から批判や不安の声<<​​​

 警察の取り調べに対し、2人は「生活保護費を使い切ってしまい、金がなかった」と話し、容疑を認めているという。この身勝手な犯罪に、「どうせパチンコや何かに金を使ったんだろう。許せない犯罪だ」「自分勝手な理由。万引きは店が潰れる理由にもなる。決して軽い罪じゃない」「絶望的な夫婦」と怒りの声が上がる。

 また、「マイバッグは万引き犯を特定することが難しい」「同じことはスーパーマーケットでも起きている。なぜ政府はレジ袋有料化を義務化したのか」「レジ袋有料化の弊害。各企業に対応を一任すれば済んだ話。愚策だ」と、レジ袋有料化を批判する声もでた。

 レジ袋有料化は今年7月から義務化され、コンビニエンスストアのレジでも「袋いりますか?」と聞くことが当たり前に。そのような状況でマイバッグを持ち込み、買った商品を入れて帰ることが日常となった。環境保護のためというが、欧米では新型コロナウイルス感染拡大による衛生面の強化から、エコバッグの使用を禁止・自粛する動きが出ている。それだけに、「事実上の値上げ」「愚策」と批判の声が上がっている状況だ。

 「レジ袋有料化、いちいち客にレジ袋購入の有無を聞かねばならないし、客の中には『こんなもんに金を取りやがって』と文句を言ってくる人もいる。
 こっちだって好きでやっているわけじゃないのに、面倒くさい上に文句も言われて、やってられないですよ。コンビニはスーパーマーケットの現状や仕事を知らない人間が勝手に決めたのでしょうが、はっきり言って迷惑千万です」(コンビニエンスストア店員)

 万引きや衛生面のリスク。有料化を決めた人物たちはこの問題をどう考えているのだろうか。

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