「この日『スッキリ』では、自民党総裁選に出馬の意向を固めた3人について紹介。石破茂元幹事長、岸田文雄政調会長、そして菅義偉官房長官です。番組では菅氏について、ほかの2人よりもはるかに多く、5分以上割いて解説。昨年の水卜麻美アナウンサーとの対談をプレイバックしたり、甘いものが好きであること、さらには農家の生まれで、政治家になる夢を叶えるために脱サラし、47歳の時に国政デビューした生い立ちなどが、ひも解かれていました」(芸能ライター)
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しかし加藤は、そんな“菅推し”のVTRに対して、「菅さんが次の総理、自民党総裁になるというVTRになっていた」と、若干、印象操作があったと反発。
その上で加藤は、「世論調査というか、調べたところだと、今回の3人に限って言えば石破さんが国民的には人気がある」と主張。「石破さんの方が人気あるのに、派閥の論理で菅さんになるということに関して、どうお考えですか?」と、読売新聞特別編集委員・橋本五郎氏に尋ねたのだ。
「前回の自民党総裁選の地方票で言えば、安倍氏55%、石破氏は45%獲得と存在感を示すデータもあり、また番組のナレーションでも、『石破元幹事長の強みは世論の支持の高さ』と言われていました。そうした背景もあったのか、加藤は、石破氏の方が世論の支持が高いのに、菅氏優勢に傾くことに合点が行かない様子でした」(同)
加藤の質問に対して橋本氏は、菅氏のポジションについて、「派閥の論理だけではなく、安倍政治を継承する」と、安倍政権の継続性の観点から支持が広がっていると解説。さらに、「自分たちの都合だけじゃなくて、この中でふさわしいと国会議員が判断したとすれば、それも一つの判断」と語った。これに対して、最後は加藤も「まあそうか、そういう考え方もあるか」と、渋々納得していた。
そんな加藤に対してSNS上では、「なんで石破さんをスーパーヨイショしてあそこまで持ち上げるのかな」「加藤浩次ですら、石破がどういう政策理念を持ってるのかすら知らないで、石破の人気が高いから石破にすべき、だったのかよ アイドルの総選挙じゃないんだからさあ」と、石破氏への肩入れを批判。
さらに、「加藤浩次が言うところの『派閥の論理はおかしい』という考え方自体、世間知らず」「偏りすぎる石破さん持ち上げ どこの世論調査してんの?」「加藤浩次は政治ネタは無言の方がいいんじゃない? 頭の悪さを晒していくだけだと思うけど」という声もあった。いずれにしても果たして今後どうなるのだろうか。