メインイベントで、デビッド・フィンレーとKENTAが対決した『ニュージャパンカップ2020 in the USA』(NJC)決勝戦は好勝負になるが、終盤にKENTAがまたしても急所攻撃。ダーティーファイトに苦戦するも、ここでチャンスを掴みたいフィンレーが驚異の粘りを見せるが、最後はKENTAのgo 2 sleepが炸裂し、大方の予想通り、優勝を飾っている。
これでIWGP USヘビー級王座の挑戦権利証を手にしたKENTAは、マイクアピールで王者ジョン・モクスリーに宣戦布告。ところが、そこへ準決勝でKENTAに敗れたジェフ・コブが現れ、激しく再戦を迫った。KENTAは「NJC USAの覇者はこの俺だ!史上初!最高の響きだな。俺、言っただろ?さらに強くなったバレットクラブを見せてやると。俺が最高のバレットクラブの時代を作る!今がバレットクラブ最強時代だ!モクスリーよ!油断すんじゃねぇぞ!」と猛烈アピール。
今年のNJCは、日本ではロス・インゴベルナ・プレス・デ・ハポンからバレットクラブに寝返ったEVILが優勝し、IWGPヘビー級&IWGPインターコンチネンタル二冠王座にまで駆け上がっており、アメリカでもバレットクラブのKENTAが優勝したことで、日米を股にかけてバレットクラブが再び新日本マットの中心になっていくのかもしれない。
◆新日本プロレス◆
『LEC Presents ニュージャパンカップ2020 in the USA』
会場非公開(無観客試合)
▼ニュージャパンカップ2020 in the USA決勝戦(時間無制限1本勝負)
●デビッド・フィンレー(13分35秒 片エビ固め)KENTA○
※go to sleep
※KENTAが優勝
(どら増田)