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『アンサング・シンデレラ』、薬剤師が患者の“SNSストーカー”に?「勝手にチェックされるとか怖すぎる」の声も

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西野七瀬

 木曜ドラマ『アンサング・シンデレラ病院薬剤師の処方箋』(フジテレビ系)の第6話が20日に放送され、平均視聴率が9.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)だったことが各社で報じられている。第5話の9.4%からは0.3ポイントのアップとなった。

 ​>>『アンサング・シンデレラ』、“イライラする”原因は原作とのギャップ? 最低視聴率も更新<<​​​

 第6話は、葵みどり(石原さとみ)たちが行った高齢者を対象とした服薬指導教室後、目の前で高齢の女性、小川早苗(高林由紀子)が倒れてしまう。萬津総合病院救急センターで治療を受け入院することになったが、みどりが現在服用している薬を尋ねると、早苗は飲んでいないと答える。一方、相原くるみ(西野七瀬)は初めて一人での服薬指導を任され、月経困難症と診断された遠野倫(山谷花純)を指導するも――というストーリーが描かれた。

 本作で描かれている薬剤師については、「リアリティがない」といったツッコミがたびたび集まっているが、今話ではくるみの行動が物議を醸していた。
 「くるみが初めて服薬指導を担当した患者・倫は月経困難症にピルが処方されたものの効かず、くるみに電話相談するも、もう一度病院を受診した際に倒れてしまうという展開となっていました。くるみが自分が患者の力になれなかったことを悔やみ、瀬野章吾(田中圭)からもらった『薬剤師は患者のことを見るんだ』というアドバイスの元、倫のインスタグラムを探し出し、そこにアップされていた紅茶がピルの効果を弱めてしまうことを突き止めていました。しかし、このくるみの行動に視聴者からは、『インスタ勝手にチェックされるとか怖すぎる…』『インスタやってる?って聞いてチェックするならまだしも、勝手に検索するってなんか嫌』『仕事で得た情報で個人のSNSを特定って気持ち悪い』という声が殺到。さらにエンディングでも、まだくるみが倫のインスタグラムをチェックしている場面が映されたため、『まだ見てるの!?』『もはやストーカー』といった声も寄せられていました」(ドラマライター)

 またみどりも、孤独感に苛まれ、社会との繋がりを感じるために不必要な薬を服用し、処方した医師に迷惑を掛けたくないという思いから薬の服用を否定していた早苗に対し、「早苗さんは恵まれてるじゃないですか」「信頼できるかかりつけの医師がいます。これはとても心強い存在です」と説教。これについても、「ひとりで寂しいって言ってるのに医者がいるって言われたらイラっとする」「ただの精神論じゃん」いった呆れ声を集めていた。

 決して低くない視聴率をキープしている本作だが、またも反感を買ってしまったようだった。

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