新型コロナウイルスの感染拡大の影響や、第2波の到来も想定され、公演開催が難しい状況が断続的に訪れる可能性が高いための決断。
>>この2年間で甚大な経済的損失? 48グループで稼いでいた企業は大減収か<<
これまでは瀬戸内7県で巡業公演を行っていたが、今後は7県を中心に会場を固定せず、感染防止対策をした上で公演を行う予定だという。
「STU48号は、AKB48グループ唯一の船上劇場として、昨年4月に広島港を母港として、こけら落とし公演が行われた。公演を行うのは、海上を走行しながらではなく、港に停泊した状態。しかし、劇場の中は三密で、このまま公演を続けた場合、集団感染のリスクも高いため、STU48号の使用は取りやめたようだ」(音楽業界関係者)
もともとは、各グループが専用劇場で公演を行うことが売りだった48グループ。しかし、コロナの感染拡大の影響で、無観客による公演配信、もしくは、大幅に動員数を減らしての公演を行わなければいけなくなってしまい、この状況がいつまで続くかはまったく読めない状況だ。
「各グループとも、昨年に比べて大幅に減収。このままでは、メンバーたちの固定給を支払うのも厳しい状況になってしまう。もともと、各グループの人気メンバーがどんどん卒業。全体的に人気が落ち込み、昨年の紅白はAKBが“落選圏内”だったがなんとか出場できたほどだった」(芸能記者)
そこで今後、大規模な再編が行われる可能性もありそうだというのだ。
「差し迫ったところで考えられるのは、各グループのメンバーの大幅なリストラ。そして、最終的に考えられるのは、48グループをAKBのみに減らして、各グループの人気メンバーを集結させること。このぐらいの大ナタを振るわないと、今後、各グループの存続自体がピンチに陥るだろう」(同)
各グループのメンバーたちは、それなりに覚悟を決めておいた方がよさそうだ。