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朝ドラヒロインの杉咲花がまだ“超メジャー”になれない理由

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杉咲花公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/hanasugisaki/

 NHKの次期連続テレビ小説「おちょやん」(スタート時期未定)でヒロインを務める女優・杉咲花が、先月14日に大阪市内でクランクインした。
 「大阪のお母さん」と親しまれた女優・浪花千栄子さんをモデルに、戦前から戦後の大阪で、貧しい家に生まれ女優を目指した竹井千代(杉咲)の生涯を描いた同作。
4月2日に主人公の子ども時代から撮影を始めたが、新型コロナウイルスの影響で同7日に撮影が中断。6月末から撮影を再開していた。

 >>NHKの朝ドラ、次回作は不安材料だらけ? 未発表のキャストの行方は<<

 「通常、その年度の下半期だと、9月下旬から10月上旬の放送開始となるが、現在放送中の朝ドラ『エール』の撮影・放送中断のあおりで、大幅に放送開始時期が遅れそう。杉咲の朝ドラ主演は、もともとそれほど話題になっていなかったこともあり、放送開始時期がずれ込めば、少なからず視聴率に影響しそうだ」(テレビ誌記者)

 子役時代から現在と別の事務所で活動していたが、11年に事務所を移籍し、現在の芸名に改名。
すると、「味の素Cook Do」のCMで、「回鍋肉を食べる美少女」として話題になった。

 13年放送のTBS系ドラマ「夜行観覧車」での演技で注目を浴び、16年公開の映画「湯を沸かすほどの熱い愛」では、宮沢りえ演じる主人公の娘役を熱演し、数々の映画賞を受賞。17年には、木村拓哉主演の「無限の住人」でヒロインを務めた。

 同年代の中では卓越した演技力を持っているだけに、“超メジャー”女優への道を歩むと思われていたのだが…。
 「正直、世間的な知名度はまだ浸透してません。演技はうまいかもしれませんが、色気がまったくないので、ラブストーリーには向いていません。事務所も、もっと個性派路線で売り出した方がいいのでは。以前は同じ事務所の川口春奈を大きくリードしていましたが、川口の大河出演やYouTuberデビューにより、すっかり勢いで追い抜かれてしまいました」(映画業界関係者)

 クランクイン後も自身のインスタでの報告はない杉咲。朝ドラは、杉咲にとって正念場になりそうだ。

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