番組MCの坂上忍と三浦さんは作品での共演歴はないというが、幼少の頃から芸能活動を始めた元“天才子役”同士。坂上は、印象に残った三浦さんの出演作品として2016年の主演舞台『キンキーブーツ』を挙げ、「すごい人だった」「30歳でほんと、これからですもんね」などと偲んだ。
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坂上は、三浦さんが真面目すぎる性格だったために思い悩むことも多かったのではないかと推測。「このまま続けてていいのかなって思い悩む瞬間は誰でもある」と坂上が共感を示すと、ゲスト出演した東国原英夫も「周囲が気がつけなかったか」「なんとか解消できなかったか」と悔しさをにじませた。
ただ、この内容を扱う冒頭で「人気俳優の死」「その背景には一体何が」とCMに入る前にあおるようなテロップを表示し、坂上やナレーションが「徹底検証」という言葉を使用していたことに、疑問の声が集まっている。
番組では、三浦さんが亡くなった当日の現場状況を詳細に報じ、芸能界から相次ぐ追悼の声や街の人々が驚く様子をVTRで紹介。“三浦さんと何度も酒席を共にした友人”の「2年以上前から劇的に酒量が増えた」というコメントの他、“三浦さんを知る業界関係者”のコメントなどが取り上げられた。「三浦さんはSNSの誹謗中傷を気にしていた」という話も紹介された。
これを受けてネットからは「人の死に『この後徹底検証』とか止めてくれないかな。相当不愉快になる」「不快でしかない。そっとしてあげてよ」「死者への冒涜だけは辞めて下さいね」などと批判の声が続出した。
最後に「こころの健康相談統一ダイヤル」を紹介した『バイキング』だったが、結果として多くの視聴者から疑問の声が集まってしまったようだ。
厚生労働省、各都道府県では悩みを抱えた人の相談窓口を設けており、詳細はこちらより。
・厚生労働省 相談先一覧
https://www.mhlw.go.jp/stf/sei
・いのち支える相談窓口一覧(都道府県・政令指定都市別の相談窓
https://jssc.ncnp.go.jp/soudan