「設楽は『(死去の)第一報が伝えられた時、本当ビックリして何があったのか』と動揺したと切り出しながら、『こちらにも来ていただいたことがある』と、三浦さんが同番組にもゲスト出演してくれたと回想。続けて、『違う局で海外の三浦さんファンの子たちがドッキリで(三浦さん本人と)会うという企画で出ていただいた』と振り返り、『その時もすごく優しくて、ニコッとした顔が印象に残っている』と語っていました」(芸能ライター)
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設楽が語ったのは、彼らが司会を務める『YOUは何しに日本へ?』(テレビ東京系)でのひとコマ。2014年、クリスティーナとユリアという2人の少女に成田空港で遭遇。彼女たちは三浦さんの大ファンだったことから、翌年彼のサインをプレゼントするなど何度か番組に出演してもらった。
そして2018年10月、三浦さん本人とドッキリで対面するという、またとないプレゼントが番組からもたらされたのだ。当時、すでにクリスティーナさんは日本のホテルに勤務。一方、ユリアさんはWEBデザイナーとして中国で働いていた。半年ぶりに再会した2人に、ついに作戦が決行された。
事前に番組スタッフが、「2人のファンに会ってもらえないか」と直接出向いて交渉すると、三浦さんはむしろ、「会ってよろしいんですか?」と満面の笑みで快諾。一方で、「彼女たちの中で僕という俳優が薄れかけているのではないかな」と不安を吐露した。だが、そんな心配をよそに、東京タワーに登った2人は、いきなり頂上から「三浦春馬の家探し」。さらに、別の仕掛人に、2人が今でも三浦さんファンか確認してもらうと、未だに彼の思いが強いことが判明。
すると、三浦さんは安心したのか、2人の記念写真撮影に、自らバレないように写り込んだり、ギリギリに近づくなど、気さくな人柄を見せた。
そして最後、三浦さんが2人の目の前に現れると、彼女たちは大感激。「体が震えます……」と、その喜びを爆発させた。そんな姿を見て三浦さんも、とびきり良い笑顔を見せていたのだ。
それから2年……実は今回、2人がそれぞれインスタグラムを開設していたことが判明した。クリスティーナさんはストーリーに「もう彼と二度と会えないなんて信じられません」、ユリアさんは「皆さん、自分の自身と最愛の人を大事にしてください。必要な時に援助を求めてください。自分の命より貴重な何もありません」(原文ママ)などとつづっている。今では『YOUは何しに日本へ』での、三浦さんのやさしい笑顔だけが胸に残る。
三浦さんのご冥福を心からお祈り申し上げます。合掌。
厚生労働省、各都道府県では悩みを抱えた人の相談窓口を設けており、詳細はこちらより。
・厚生労働省 相談先一覧
https://www.mhlw.go.jp/stf/sei
・いのち支える相談窓口一覧(都道府県・政令指定都市別の相談窓
https://jssc.ncnp.go.jp/soudan