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『YOUは何しに』バラエティNGの職人を“茶化して”物議?「悪意があった」と批判の声も

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バナナマン・設楽統、日村勇紀

 23日放送の『YOUは何しに日本へ?』(テレビ東京系)での一幕が、物議を醸している。

 問題となっているのは、番組でイタリア生まれの琵琶職人であるドリアーノ・スリス氏を取り上げていた際の一幕。ドリアーノ氏は74年に筑前琵琶職人の弟子になり、現在は最後の後継者になったとのことだが、番組が取材を依頼するも、バラエティ番組の取材はNGと、初めは取材拒否。しかし、スタッフが「ドキュメンタリー番組です」「琵琶のことは笑わないです」と食い下がり、なんとか1日のみ密着取材の許可をもらうという展開になっていた。

 しかし、番組ではドリアーノ氏が琵琶を修復している光景について、『情熱大陸』風に編集したり、奥さんが話している際、後ろでドリアーノ氏が猫と遊んでいる光景を映し、「話が入ってこない」とテロップを付けたりなど、バラエティ色が強い場面がしばしば。さらに、琵琶を作る場合、完成まで3か月も掛かるものの、取材日は1日しかないことから、ドリアーノ氏の作業風景を映し、「雰囲気だけ見せてもらいそれっぽい画を撮る」というテロップも入っていた。また、ドリアーノ氏による展示会のポスターを奥さんがカメラに映そうとした際には、「宣伝」といった揶揄もあった。

 食い下がって取材許可をもらったにも関わらず、笑いどころをフィーチャーしたようなこの編集に、視聴者からは「結局、茶化してるとしか思えないふざけた編集。失礼すぎる」「無理に笑いに持っていかなくても興味深い内容だったのに…」「最初から編集に悪意があったし、バナナマンも乗っかって笑ってて不快だった」という批判の声が殺到してしまっていた。

 「また、番組ではドリアーノ氏の主な仕事である琵琶修復について、軽く触れただけで詳しくは説明されず。大雨の中、ドリアーノ氏と歩いて会話が通じない様子を面白おかしく編集した場面や、仕事後にイタリアン料理を食べる場面など、仕事以外の場面も多く映してしました。これに違和感を覚えた視聴者も続出し、『外国人をフィーチャーだけしたいなら、この人じゃなくてもよかったじゃん』という厳しい意見も上がっていました」(芸能ライター)

 以前から賛否集まっていた本番組だが、またも好感度を落としてしまったようだ。

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