新宿シアターモリエールで先月30日から今月5日にかけて行われた舞台『THE☆JINRO-イケメン人狼アイドルは誰だ!!-』で、俳優・山本裕典ら出演者、観客など計37人の新型コロナウイルス感染者が出たとして問題になっている。主催者側によると今回のクラスターで出演者やスタッフ、観客ら約850人が濃厚接触者に指定された。
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舞台公演中は通常より客席を減らし、来場者へのマスク着用呼びかけや入場前の検温など対策を施していた。しかし公演後に観客と出演者の間でハグや握手などの接触があったことや、最前列に座る観客がフェイスシールドの着用を要請されていたにもかかわらず外していた人もいたと伝えられるなど、対策の甘さを指摘する声が相次いでいる。
番組でも前日に続き舞台クラスターの続報を取り上げていたが、坂上は「ガイドラインに沿った対策をちゃんと取っていたとしても、感染するときはするんです。それを責めることはできません」などと舞台側を擁護。さらにミッツ・マングローブも「今の状況の中は、ホントイチかバチかで、やるのかやらないのか」とクラスター覚悟で開催しなければならないとして舞台関係者をおもんばかった。さらに坂上は感染症対策をめぐる政府の動きについても「僕らに丸投げされているようなものなんだから」と具体策がないことを嘆いていた。
しかし舞台側への擁護が目立つスタジオに対しネットからは「終わった後ハグしたり、フェイスシールドしていない客に何の対応も取らない運営が適切な対策なわけ無いでしょ」 「身内には甘いな~。花見しただけで叩くくせに」「ライブハウスは総叩きなのにこの擁護」などと反発の声が相次いでいる。さらに坂上の「丸投げ」発言にも「俺たちに決めさせるなって何言ってるの?」「丸投げって側面もあるけど、政府が決めたことしか出来ないじゃ感染拡大は止めれない」など批判の声が上がっている。
前日に続く舞台擁護に加え、政府批判も展開した坂上に、視聴者は呆れているようだ。