2日連続で感染者数100人台を記録した東京都。20~30代の若者を中心としたいわゆる「夜の街」での感染者が大幅に増えているが、小池百合子東京都知事は感染者数増の理由について、「より多くの人にPCR検査を受けていただいている」と検査を受けた人の数が増えたと説明している。
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実際、検査の件数は増えており、国際感染症センターの大曲貴夫センター長によると、現在では検査数は2000件以上となっているとのことだが、これについて安藤アナは「誤解しちゃいけないと思うんですけど」と切り出し、「検査の結果(判明した)陽性患者数っていうのは、陽性患者数の検査の母体が少なくても多くても、検査で陽性となった人の数っていうのは事実としてあるわけですよ」と指摘。「それをどう考えるかであって、検査数が多いからとかっていうのは、私はあんまり理由にならないと思いますけどね」と小池都知事の発言を批判していた。
しかし、安藤のこの発言に視聴者からは、「陽性者数が多い理由にはなるでしょ」「むしろ陽性率の方に注目するべき」「もともと感染者数の全数把握なんて出来るわけないという前提があるんだから感染者数じゃなくて感染発覚数なんだってことをもうちょっと理解するべき」というツッコミが集まってしまった。
3、4月時点では症状のある人のみに絞られていたPCR検査が、現在では無症状の陽性者の濃厚接触者にも行われているために母数が増え、それに伴い陽性者数が増加したという指摘が多く寄せられていたが、一方では陽性率が1~2%台だった6月と比較すると、現在は4%となっている。「楽観的には見れない」「陽性率無視は違うけど、だからこそちゃんと警戒したほうがいいと思う」という声も見受けられた。
東京の陽性者数は今後も増えていってしまうのだろうか――。