現在も新型コロナウイルスの新たな感染者数が減らない東京都。現在、一部他県民が東京への危機感から東京都からの来県者を怖がるなどナーバスになっているといい、29日には埼玉県の大野元裕知事が「都内での大人数での会食や繁華街へのお出かけは、可能な限り避けていただきたい」と呼びかけていた。
>>安藤優子、「おじさんたちだって密になる」夜の街の定義に疑問も「ただの揚げ足とり」と批判の声も<<
この日、番組ではこれらの“東京差別”について取り上げ、MCの安藤優子アナウンサーが「東京に行っちゃいけないとか東京人来るなとか、気持ちは分かるんですけど、東京っていう場所が悪いのか……。それはないと思うんですけどね」と不満をあらわにした。しかし、これに対し高橋は、「感覚がそういうふうになっちゃうのは正直分かりますけどね。やっぱ東京だけ圧倒的に数字も多いから」と他県民の気持ちに理解を示した。
さらに高橋は、「例えば同じ東京でも、僕らでも歌舞伎町に遊びに行くのはちょっと怖いなって思ったりとか。繁華街とか感染の多い場所で働いてる人が、『飯食いに行くから一緒に同席させてくれへんか』って言ったら、『ちょっと待って』って思うのと一緒の感覚なのかなと思いますけどね。怖いのは僕も理解できるというか」と話していた。
この高橋の発言に、「怖いっていう正直な気持ちを解説してくれてよかった」「差別ではなく、素直に怖いっていう気持ちはあるよね」という賛同の声が殺到。一方、その後も「東京で働いてて埼玉にお帰りになるときにちょっと一杯やって帰るっていう、それで感染したから東京の繁華街行くなって言われてもちょっと私はうーん……」と疑問を呈していた安藤については、「東京守りたい気持ちは分かるけど実際数字に出てるからしょうがない」「感染防ぐためにリスクの高い場所に行くなって言ってるだけじゃん」といった批判の声が寄せられていた。
いまだ減らない東京都の感染者。差別ではなく、純粋な怖さを代弁した高橋に多くの共感が集まったようだ。