この日、番組では冒頭から渡部の不倫騒動を特集。9日に渡部側が番組出演自粛を申し入れたことで大きな問題となり、その後複数女性との不倫トラブルが明らかに。詳細については11日発売の『週刊文春』(文藝春秋)で報じられるが、すでに大きな問題となっている。
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そんな中、この日番組に出演していた、公私ともに渡部との交流のあるカンニング竹山は、この問題について「なんも知らない」としつつ、「とんだ馬鹿野郎ですよね、大笑いですよね」とコメント。さらに、「グルメは食い物だけじゃなかった。何やってんだ」「せめて紹介くらいしろ、バカヤロー」と話し、出演者の笑いを誘ってていた。また、話を振られたMCの高橋克実も「モテますよ、だって。この見た目だし、おいしいものも知ってるから。そりゃあ女性はイチコロですよね」と発言。その後も、竹山は「芸人なんてこんなものですからね、僕も含めて」と言い、「芸人なんてまともなやついないんだから。やったことは駄目ですけど」と話していた。
しかし、スタジオの渡部の不倫を面白がるような雰囲気や、実際笑いを取りに行くような出演者たちの発言の数々に視聴者からは、「傷ついてる人いるのに、笑いながら報じるってどうなの?」「茶化すようなことじゃないのに、全員笑いながら話してることに違和感しかない」「笑いに変換して擁護してるけどそれってやればやるほど佐々木希さんを傷つける」といった批判の声が聞かれていた。
さらに、安藤優子キャスターも「(妻の佐々木が)こんな可愛くて素敵な人、一生懸命プロポーズして付き合ってもらって、結婚して、子ども生まれって順風満帆で。それでどうして駄目なんでしょう?」「綺麗で非の打ちどころがないような女性を奥さんにして小さな可愛い子どもがいて、それでも他のところにフラフラいくっていう精神性について、どうなんだろう」と話す場面があったが、「奥さんの可愛さとか関係ないでしょ」「別に奥さん綺麗じゃなかったら不倫していいってわけでもないんだし…」という困惑の声も寄せられていた。
世間からは佐々木に対する同情が多く集まっているだけに、スタジオと視聴者の温度差が大きなギャップとなってしまったようだった。