各メデイアによると、コンサートは韓国、米国、英国、日本、中国など計107カ国・地域で視聴され、今回の記録は、5万人以上を収容できるスタジアム公演15回分に匹敵。
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コンサートのチケットは、ファンクラブ加入者は2万9000ウォン(約2600円)、未加入者は3万9000ウォン(約3500円)。ファンクラブ加入者のチケット代だけで計算しても、220億ウォン(約19億円)ほどを売り上げた計算。
コンサート開催に伴い、BTSの有料ファンクラブ加入者が1万人以上増加。グッズ販売などを合わせると、売り上げはさらに増えると予想されるというのだ。
「中継した会場は仁川にある統合型リゾート・パラダイスシティだが、会場費を引いたとしても、観客を入れて普通にコンサートをやった時の何倍も稼ぎ出したはず。しばらくは新型コロナウイルスの影響で活動できなかったが、下半期にオンライン公演を連発すれば昨年以上の売り上げに達するのでは」(音楽業界関係者)
国内では、人気グループEXILEや三代目JSOULBROTHERSらが所属する芸能事務所「LDH JAPAN」が、8月以降に所属アーティストによるソーシャルディスタンスライブを計画していることを先日発表した。
各スポーツ紙によると、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、同社主催の2月26日から12月26日までの168公演が中止に。
それでも、同社のコロナ対策専門家チームの意見に従い、8月以降にドーム規模での開催を目指し、さらには今月15日に月額1100円(税込み)の動画配信サービスをプレオープン。7月2日からは、オンラインに特化した有料配信ライブを展開するという。
コロナで大ピンチの音楽業界だが、オンラインを軸にした戦略が大チャンスになりそうだ。