各紙によると、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う新たな試みで、オンラインチケットが一般3700円(ファンクラブ会員3000円)の有料公演。2人は韓国の同じ場所でそろって生パフォーマンスを行い、世界に向けて配信したという。
AR(拡張現実)技術を駆使し、ファンと中継をつないで質問に答えるなど、オンラインの特性を活かした構成だったというのだ。
「世界配信とはうたっているが、おそらく、視聴者の大半は日本だったのでは。単価は安いがライブ会場よりもはるかに多くの人数を動員できるので、ライブ開催が中止になった損失をある程度埋めることができたのでは」(音楽業界関係者)
全国の緊急事態宣言が解除され、段階的にイベントの開催も再開しそうだが、大きなライブ会場での開催はコロナの感染拡大防止のためしばらく先になりそう。
そうなると、東方神起が開催したオンライン公演が主流になりそうだが、おそらく、ファンが待ち望んでいるのがジャニーズ事務所の各グループの公演だ。
「昨年、ついに看板グループの嵐もYouTubeに進出。新型コロナ禍のチャリティー企画として、所属タレントたちの動画も積極的に発信しているだけに、オンライン公演の開催もそうハードルは高くないのでは。単価を下げても、いくらでもファンが視聴しそうなだけに、ライブ会場のチケット以上の売り上げが見込めるのでは」(芸能記者)
さらに、ジャニーズの公演はまだまだ稼げる。
「公演のグッズを作ってネット販売すればこれまで同様に売れるだろう。ライブ会場を借りたり、警備員を雇うコストがかからず、かえってもうかるのでは」(同)
盛況なら、オンライン公演ツアー開催もありそうだ。