同社としては、1995年1月に発生した阪神淡路大震災の支援を目的に97年12月に結成した「J―FRIENDS」以来のビッグプロジェクト。当時はTOKIO、V6、KinKi Kidsの3組13人が参加してシングル「明日が聴こえる」などをリリースし03年までの活動で寄付総額は約9.2億円に達した。
各紙によると、今回のプロジェクトは、同事務所の支援活動の一環。歌の収益金(発売日、形態未定)はコロナ禍で奮闘する医療従事者などの支援に充てるという。
もともとトニトニは、昨年7月に亡くなった故・ジャニー喜多川前社長が生前、2020年に東京五輪を盛り上げるユニットとして、ジャニーズJr.40人で結成するとしていたプラン。
それを、同事務所の滝沢秀明副社長が役回りやメンバーを変えて実現させたというのだが、そんなビッグプロジェクトにもかかわらず、なんと、参加アーティストの中にTOKIOの名前がなかったのだ。
「TOKIOといえば、長瀬智也の来春のジャニーズ事務所退所が報じられている。音楽活動をしたいと主張している長瀬にとって、このプロジェクトへの参加に不満はなかったはずだが、今回、不参加を表明したことにより、長瀬の退所が早まる可能性もあるのでは」(芸能記者)
もうTOKIOのメンバーとしての長瀬の歌声を聞けるチャンスはないかもしれない。