「SMAPは中居正広と木村拓哉がジャニーズに残留。稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾はジャニーズから独立。一方。東方神起はユンホとチャンミンがグループに残留。ジェジュン、ユチョン、ジュンスはユニット・JYJを結成。奇しくも双方、2対3に“分裂”しました」(音楽業界関係者)
中居と木村の活躍は言うに及ばず、稲垣、草なぎ、香取はソロの活動を中心にこなしつつ、先日、3人そろって初のファンミーティングを開催。その後の公演チケットの売れ行きも大盛況だ。
一方、東方神起は相変わらず日本で根強い人気。それに対し、JYJは空中分解のような状態になり、現在はジェジュンのみが大手芸能プロのバックアップを受けて、日本での活動をしている。
もともと、東方神起では一番人気と言われていたジェジュンを擁しながらも、JYJは日本で輝けなかった。
いずれもかなりの人気ぶりだった元SMAP、元東方神起の“分裂組”だが、ここまで大きく明暗を分けてしまった理由とは?
「元SMAPの3人は、自分たちのことを知り尽くしている元SMAPの女性チーフマネジャー・飯島三智氏がマネジメントを担当。飯島氏の幅広い人脈もあり、ジャニーズの“圧力”を受けても、うまく仕事が取れています。一方、元東方神起はもとの所属事務所と裁判までして大揉めで、一時期、韓国での活動ができない状態に。おまけに、事務所の社長は日本でいえば反社会的勢力にあたる人物で拝金主義。ファン心理など考えていなかったので、3人でのビジネスは失敗に終わってしまいました」(芸能記者)
少なくとも、2組とも5人がそろってステージに立つ可能性は今のところなさそうだ。