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『モーニングショー』岡田晴恵教授、米抗議デモに「集団ヒステリー」発言で批判 「教育者としてどうなの」疑問の声

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画像はイメージです

 11日放送の『モーニングショー』(テレビ朝日系)で、出演していた白鴎大学教授の岡田晴恵氏がアメリカで行われている黒人男性死亡に端を発する抗議デモについて「集団ヒステリー」と表現し、物議を醸している。

 抗議デモは、黒人男性が白人の警察官に押さえつけられて死亡した事件をきっかけに、現在アメリカ各地で行われているもの。7日には大阪でも行われ、約1000人が参加。理解が広まっている一方、デモをきっかけに新型コロナウイルスの感染が拡大するのではとの懸念も集まっている。

 ​>>“コロナバブル”続行中の岡田晴恵教授、リモート出演しない理由は 芸能事務所入りはあるか<<​​​

 そんな中、『モーニングショー』では、世界各国の新型コロナウイルス感染者数について改めて振り返っていたが、その中で、アメリカについてある米生物学者が「抗議デモは1日最大3000人の感染者増につながる可能性がある」と指摘したことを取り上げ、岡田氏が「それもそうなんですが、感染症の歴史を振り返ると、一番最初の時には人は立てこもるんですね。そのあと、ストレスとか不安があって、集団ヒステリーを引き起こすっていうのが過去の中世の歴史からずっと繰り返されてきたことであるんですね」と、抗議デモが、新型コロナウイルス感染拡大防止策である外出自粛の反動として起こった“集団ヒステリー”だとした。

 さらに、岡田氏は「こういうデモがあれば当然感染伝播いきますので、こういうような集団ヒステリーを起こさないような精神的なケアができる政策が大事なことであって、私は検査体制で分けていこうと言うのは、これを回避したいということがありました」と自身が番組を通じて唱え続けていた、PCR検査体制を拡大し、陽性者と陰性者を完全に分けるという対策は、デモで感染が広がらないようにするためにも大事だったと明かしていた。

 しかし、抗議デモを「集団ヒステリー」と表現したことについて視聴者からは、「教育者として抗議デモを集団ヒステリーって言うのはどうなの?」「人権を訴えるデモを集団ヒステリーはさすがにありえない」「人種差別に対するデモなのに外出自粛による憂さ晴らしみたいに表現するのは意識低すぎる」といった批判が集まってしまっていた。

 謝罪を求める声も多く集まっているが、果たして今後岡田氏が発言を訂正することはあるのだろうか――。

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