埼玉県の深谷市の公立中学校では、保護者に配られたプリントに「個別指導」の欄を設け「アベノマスク(着用もしくは持参)を忘れた生徒は少人数教室に残る」と記述したことが物議を醸している。「アベノマスク」とは、新型コロナウイルス流行によるマスク不足解消のため、政府が一世帯に2枚ずつの支給を決めた布製マスクに対する俗称で、政府の公式名称ではない。特定の種類のマスクを強要しているとも取れる中学校の方針に、立憲民主党・枝野幸男代表が25日の会見で「めちゃくちゃな要請」とコメントするなど、政府でも野党を中心に批判の声が上がっている。
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今回問題になったプリントは学校側が独自の解釈で「アベノマスク」に触れた形だが、深谷市教育委員会は「誤解を招く表現」として保護者に謝罪し、マスクの種類を問わない姿勢を明らかにした。
スタジオでも中学校の「アベノマスク」強要疑惑について扱っていたが、その中で岩尾は「(政府は)お国からいただいたマスクを、生徒諸君はするようにって言ったわけじゃない」と指摘。一方で中学校を批判する野党に対しても「プリントの表現の仕方?そこつっつくってなんかもう、やっていることが『バイキング』とかと一緒」と番組の体質をいじりながらツッコミを入れた。笑いを誘いつつ「(野党も『バイキング』も)ちょっと目立った話題をつっついてというかね、そこまで問題にするようなことではない」と結論付けた。
今回の岩尾の発言にTwitterからは「岩尾望さん、よくぞ言った」「やっぱ岩尾さんも野党がワイドショーレベルの幼稚さなの分かってるんだな」「野党も番組自体もディスってるw」「岩尾のバイキングディスりは、的確だったね」と称賛の声が集まった。しかし一方では少数ながら「国会の役割を全く解っていないね。国会には行政を監視する役割もあるので、その一環で、アベノマスク強要を取り上げている」などと間違いではと指摘する声も上がっている。
何かと問題発言が多い『バイキング』をいじりつつ政治に切り込んだ岩尾に、多くの視聴者が歓喜の声を上げた。