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『美食探偵』、痛ましい事件思い出し「胸糞悪い」の声 アレルギーの少女の背中にチーズの演出が物議

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横溝菜帆

 中村倫也主演のドラマ『美食探偵 明智五郎』(日本テレビ系、毎週日曜日、夜10:30~放送)の第5話が10日に放送され、平均視聴率が8.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)であることが報道された。前回の第4話の平均視聴率8.5%を0.1ポイント下回る結果となった。
 本作は『東京タラレバ娘』『偽装不倫』(共に日本テレビ系)の原作者である東村アキコ氏による同名漫画が原作のミステリードラマだ。美食家のイケメン探偵・明智五郎(中村倫也)が、助手の小林苺(小芝風花)と共に“食”にまつわる殺人事件を、“食”を通じて解明していく――という1話完結型のストーリーだ。

※以下、ネタバレを含む。
 第5話では、ベテラン刑事・上遠野透(北村有起哉)の娘で、乳製品アレルギーを持つ小学生・小春(横溝菜帆)がクラスでいじめを受けていることが発覚。下校時に、小春はクラスメイトから背中にチーズを入れられ発作を起こし、救急車で病院へ搬送される。後日、父親の透が学校へ乗り込むが、担任教師は「ただの悪ふざけ」とごまかす。その後、小春はSNSを通じて知り合ったマグダラのマリア(小池栄子)にそそのかされ、学校の給食へ毒物を混入させる計画に加担してしまう。しかし、明智と苺が何とか食い止めるのだった。

 小春が背中にチーズを入れられたり、担任教師がいじめを黙認するという描写に対して、視聴者からは「イギリスでもアレルギー持ちの男の子が背中にチーズ入れられて亡くなってたよね…。それ思い出してめっちゃぞっとした」「私も昔アレルギーは甘えだとか先生に言われた記憶あるな。気合で直るものじゃないのに…。でも、いまだに理解できていない奴っているんだよな」「担任も悪。ただのふざけとか言ってるけど、これは生死にかかわる問題。マジで胸糞悪い」と怒りの声が集まっている。

 「2018年9月に、イギリス・ロンドンで重度のアレルギーを持つ13歳の少年が、同級生から背中にチーズを入れられ、アレルギー反応でショック死するという事件がありました。日本のインターネットニュースでも多く取り上げられたため、今回の小春のいじめの描写を見て、事件を思い出して不快感や怒りを覚える人が多かったようです。

 一方、『第3話のグルメレビュー、第4話の姑の手料理が送られてくる問題に続いて、このテーマはさすがって感じ。毎回いろんな“食”のテーマに考えさせられるから見てて飽きない』『今はアレルギー問題はかなり知られているけど、子ども同士での理解ってなかなか難しいから、これを機に知ってほしいと思った』という声も挙がっています。」(ドラマライター)

 “食”にまつわるさまざまなテーマを扱っている本作。次回放送の第6話では、母の提案で明智がお見合いをするという展開になっている。果たして、どんなテーマが含まれているのだろうか。今後の展開に注目したい。

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