同ドラマは、「海月姫」や「偽装不倫」などで知られる漫画家・東村アキコさんの同名作品が原作。容姿端麗だが超変人で美食家の探偵・明智五郎(中村)が、グルメに関する知識と推理力を武器に殺人事件を解決するサスペンス。
中村が連ドラに主演するのは、07年の同局系「ハリ系」以来13年ぶり。ゴールデン・プライム帯のドラマ(午後7時から午後11時)では初めてとなる。
各スポーツ紙によると、中村は生地からこだわったオーダーメードのスーツに、ウェーブヘアとループタイがトレードマークの明智のビジュアルを“完コピ”。「できる限りの工夫とあふれんばかりのパッションで何とか乗り切ろうと思っています」と意気込んだというのだ。
「中村はドラマの脇役で光るタイプ。所属事務所はそのポジションをよく分かっていて、さまざまなドラマに出演させているうちにようやくブレイクした。テレビ各局もいつも同じような顔触ればかりが主演だと視聴者に飽きられるので、中村に白羽の矢を立てたのだろう」(テレビ局関係者)
同枠のドラマは18年10月期の「今日から俺は!!」、19年1月期の「3年A組-今から皆さんは、人質です-」、同4月期から半年に渡って放送された「あなたの番です」がいずれも話題になり、高視聴率を記録した。
しかし、昨年10月期の「ニッポンノワール-刑事Yの反乱-」、今期の「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」はいずれも視聴率が振るわない。
「枠の視聴者が離れたところに、中村のドラマが放送という悪い流れ。勢いに水を差す結果になりかねない」(芸能記者)
しっかり番宣をこなして盛り上げてほしいものだ。