問題となっているのは、河津予報士が10日夜に投稿したツイート。その中で河津予報士は「明日32~33℃位まで上がるところもありそうなんだけどさ」と11日の最高気温について言及し、「暑かったらマスク外しなよ?マジで倒れるよ?」と呼びかけた。現在、コロナ禍でほとんどの人がマスクをして外出しているが、河津予報士は「マスクするのは体調を崩さないようにするための『手段』であって、マスクするのが『目的』じゃないからな?」と言い、「他人に感染させるかもしれないって思ってるかもだけど、まず守るのは自分の体だよ?」とつづっていた。
しかし、このツイートに対し、ネットからは「暑くても今はやらなきゃダメでしょ」「夏マスクとか、マスクをしながら身体を冷やせるような方法を紹介してほしかった」「こまめに水分補給すればいいだけの話」という批判が殺到。一方で、「そろそろ仕事中のマスクが息苦しくなってきたのは事実」「マスクで熱中症になって死に至ることも考えられなくない」という賛同もあったが、現在、新型コロナウイルス新規感染者数が減少傾向にあり、この油断したタイミングで第二波が来ることを心配する人も多くいるため、疑問の声が多く寄せられることとなってしまった。
また、これについて高須クリニックの高須克弥院長は「そりゃ間違っている。僕たち外科医は手術中は感染回避のため、どんなに暑くてもマスクを外さない」と例を上げつつ、指摘。「マスク取りたかったら人から離れ、感染リスクから回避できたと確認してからマスクを取りなさい。他人に与える危険を省みず勝手な行動をしてはいかんよ」と警告していた。
これに河津予報士は高須院長にお礼をつづりつつ、「時と場合を考えろって話だと思います!一般人は手術しないです!」と返信していたが、「時と場合を考えてるからマスクするのでは?」「手術の話はあくまで一例でしょ…」といった呆れ声も集まってしまった。
賛否集まった河津予報士のツイート。暑さからマスクをつけない人が増えることはあるのだろうか――。
記事内の引用について
河津真人公式ツイッターより https://twitter.com/makotokawazu
高須克弥公式ツイッターより https://twitter.com/katsuyatakasu