「報ステ」は富川アナのほか、複数のスタッフたちがコロナに感染。そのうち1人はフリーの赤江珠緒アナウンサーの夫で、赤江アナも感染してしまったことを公表。富川アナと接点のあったフリーの徳永有美アナウンサーと森川アナは現在も自宅待機中で、復帰の目処は立っていない。
森川アナはインスタで、「みなさまひとりひとりが見えない敵と戦い疲弊している中、私に対しても心配の声をかけてくださり、感謝と恐縮の気持ちでいっぱいです」と心境をつづった。
その上で、「先週の報道ステーションにありましたように、富川キャスターが新型コロナウイルスに感染していることが分かり、念のため私も先週の金曜日より自宅待機をしております。私自身、体調は全く問題なく元気に過ごしております」と現状を説明。「みなさんもどうかご無事でありますように。いち早く事態が収束に向かいますように」と結んだ。
「民放各局のニュース・情報番組のキャスター、MCは数多いが、その中で唯一感染してしまったのが富川アナ。連日、コロナの恐ろしさを報道していたにだけに、局の上層部もまさか感染するとは思っていなかったようだ。そういう体裁もあり、富川アナが体調不良を訴えた際、上司は休養するように言えなかったのでは」(放送担当記者)
その富川アナの危機意識の低さを、ニュースサイト「デイリー新潮」(新潮社)が報じている。
富川アナは、今月3日と4日に発熱していたのに病院で診断を受けず。会社の決まりで高熱が出たら報告することになっているものの、平熱に戻ったことで週明けに出社し、担当する月曜から木曜の出演が終わるまで、会社には体調不良を報告していなかったという。
また、オンエア前には、スタジオ横の個室で富川アナと徳永アナ、チーフプロデューサーを始め当番デスクや総合デスクらが集まり、打ち合わせが行われていたが、互いの距離が近い上に、富川アナらほとんどの人がマスクもしていなかったというのだ。
番組関係者の集団感染は起こるべくして起こったようだ。