同局が発表したところによると、月~木曜のメインキャスターを務める富川アナは、出演のなかった今月3日に38度の発熱があり、翌4日朝も38度の発熱が。しかし、両日ともすぐに平熱に戻り、その後も熱が上がることがなかったことから、6日に通常出勤。ところが、7日の番組本番中にたんが絡み、かすれた声になっていたため、ネットでは体調を心配する声が上がっていた。
翌8日から息切れを感じるようになったものの、9日まで出演を続け、10日に息苦しさが続き、都内の病院に入院。CT検査で肺炎の症状が見られ、11日にPCR検査を受けて陽性が確認されたというが、感染経路は不明。
この事態を受け、13日以降、富川アナとコンビでメインキャスターを務めるフリーの徳永有美アナウンサーは濃厚接触があったとして、約2週間出演を見合わせる方向だという。
賛否両論の声が巻き起こる中、米国在住の歌手・飯島真理は、12日に直接富川アナの名前は出していないものの、「アナウンサー」と題して自身のブログを更新。「故意ではなかったとしても共演者やスタッフに感染の可能性が生まれてしまった」、「ご本人がいけないのではなくて、テレビ局の管理が甘いのかな?やはり、危機感が足りなすぎると思います」とつづり、賛同の声が多く上がった。
「富川アナといえば、テレ朝・早河洋会長の肝いりでキャスターに就任。テレ朝の上層部から『私見は無用』とクギを刺され、忠実に任務を遂行していた。そんな経緯もあり、なかなか“代役”を立てるのは難しく、富川アナも責任感が強いため、誰も出演に“ストップ”をかけることができなかったのが、今回の事態を招いてしまった」(放送担当記者)
番組の体制見直しが必要なようだ。