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『報道ステーション』から4人目の感染者 テレビ朝日はテレビ局の中で対策が遅かった?

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 テレビ朝日系「報道ステーション」の制作に関わっていた30代の契約スタッフが新型コロナウイルスに感染したことを、一部スポーツ紙が報じた。

 記事によると、スタッフは11日に発熱し、16日にPCR検査を受け、19日に陽性と判明。すでに感染して入院中の同番組のメインキャスター・富川悠太アナウンサーは同じ職場で仕事をしていたが、濃厚接触したかどうかについては不明。性別も明かされていないという。

 同局の新型コロナウイルス感染者は5人目で、「報ステ」では富川アナ、チーフプロデューサー、チーフディレクターでフリーの赤江珠緒アナウンサーの夫に続く4人目。

 赤江アナの夫は入院中で、赤江アナは18日に自身の感染も公表。富川アナと接点のあったフリーの徳永有美アナウンサーと同局の森川夕貴アナウンサーは現在も自宅待機中で、復帰の目処は立っていない。
 「各局のニュース・情報番組と比べてみても、コロナで甚大なダメージを受けてしまったのが『報ステ』。民放の中では、テレビ東京がいち早く対策を講じ、フジテレビ、日本テレビ、TBSも続いたが、テレ朝はかなり後手に回ってしまったところ、集団感染の可能性も浮上する事態を迎えてしまった」(放送担当記者)

 今回の事態を受け、同局では17日から3日間にわたり、東京・六本木の本社の全フロアを消毒。19日に予定通り終了したものの、20日からは来客者の入館を原則不可とするなど対策を強化するというのだが…。

 「今回の件を受け、これまで権力を一手に握ってきた早河洋会長の責任問題に発展する可能性も。そうなったら、富川アナと徳永アナはキャスターから外されることになりそうだ」(同)
 すぐにはなさそうだが、秋の改編で大きな動きがあるかもしれない。 

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