百田氏は7日午後、新型コロナウイルスの感染が拡大し、安倍晋三首相が緊急事態宣言を行う見通しになったことに触れ、自身のTwitterで「『コロナなんかたいしたことない、インフルの方がずっと怖い』『コロナが怖いなら24時間引きこもってろ』『中国からの渡航を止めれば、経済で死ぬ人が出る』と言っていたコメンテーターたち、現在の状況を見て、なんと言ってるんだろうか」と、疑問を投げ掛ける。
さらに、「武漢封鎖を見ていたら、同じことが日本で起きたら大変な事態になると誰でも想像がつく。ウイルスだけでなく経済で死ぬ人も大量に出ると。そんな当たり前のことが、想像もできなかったのが、日本の政府であり、野党であり、メディアであり、専門家であり、コメンテーターたちだ。その結果が、今だ!」と新型コロナウイルス発生当初、メディアで楽観視する発言をしていたコメンテーターや専門家を厳しく糾弾した。
この発言に、ネットユーザーも「専門家と呼ばれた人間たちは例外もいるが、その殆どが楽観視していた。インフルエンザと変わらないと話す人間もいた。今こそその発言の責任を取るべきだ」「専門家と呼ばれる人間たちの発言が変遷し過ぎている。何を学んでいたのか」「コメンテーターは全員が無責任。恥を知れ」「百田氏の意見に完全同意」などの声が上がる。一方で、「言い過ぎ」「全てが想定外で責めるのは酷」という声も。
新型コロナウイルスについて、百田氏は高須クリニック院長の高須克弥氏とともに、1月の段階から警鐘を鳴らしており、ツイートや発言について、「危機感を煽りすぎ」などと専門家と称する人物やネットユーザーから批判されていた。
しかし、蓋を開けてみれば、両氏の不安が的中した形。一言、物申したくなるのは、当然のことかもしれない。
記事の引用について
百田尚樹のTwitterより https://twitter.com/hyakutanaoki