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主演映画降板を発表で、志村けんに重篤説 関係者は緊迫、担当テレビ局もあらゆる事態に備える?

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志村けん

 新型コロナウイルスに感染し、重度の肺炎で入院しているタレント・志村けんが、初主演映画「キネマの神様」(山田洋次監督、12月公開)への出演辞退を発表したことを、各スポーツ紙が報じた。

 各紙によると、同作は今月1日に都内のスタジオでクランクイン。志村と俳優・菅田将暉がW主演で、同じ人物の現代と過去を2人1役で演じ、すでに菅田のパートの撮影が行われていた。志村は来月上旬に撮影に入る予定だったという。

 気になる志村の現状だが、都内の病院で人工心肺装置「体外式膜型人工肺(ECMO=エクモ)」による治療を受けているのだとか。心臓と肺の役割を同時に果たす装置で、患者の肺を休ませて自身の免疫による回復を待っているという。

 「さすがに、映画は撮影期間が決まっているので、志村サイドとすれば、回復を任せておくわけにもいかず、降板を決断したのでは。とはいえ、早急に代役を探して撮影に臨まなければならないので、製作サイドとしては大誤算となってしまった」(映画業界関係者)

 日本の芸能界でコロナ感染を公表した初の芸能人となってしまった志村だが、どうやら重篤説が流れているというのだ。

 「一部スポーツ紙が『意識が混濁状態との情報もある』と報じたが、事務所の関係者はかなりピリピリしているようだ。コロナに感染した高齢者たちが亡くなっており、志村は4年前に肺炎を患っていることから、予断を許さない容体であると言われている。テレビ各局の志村の番組の担当者たちは、この先しばらくは何があっても動けるように待機しているようだ」(芸能記者)

 各紙によると、日本テレビ系「天才!志村どうぶつ園」は次回放送が4月4日で、同2日に都内のスタジオで収録が予定されているというが、現状だと、同日の撮影に臨むのはかなり難しいようだ。

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