同ドラマは、病院薬剤師・葵みどり(石原)の奮闘を描いた作品。記事によると、田中はみどりの先輩で薬剤部副部長の瀬野章吾役。ぶっきらぼうで愛想なく見えるが、心根は優しく、誰より患者思いで、頼れる先輩という設定で、主人公に愛をもって厳しく指導する役どころで、薬剤師は初挑戦となる。
18年4月期のテレビ朝日系連ドラ「おっさんずラブ」でブレイクした田中だが、昨年4月期の日本テレビ系「あなたの番です」から異例の5期連続での連続ドラマ出演。さらに、4月期は同24日スタートのテレビ東京系主演ドラマ「らせんの迷宮~DNA科学捜査~」との掛け持ちでの出演となる。
「同クールでの脇役2本の掛け持ちなら、最近はよくあることだが、主役のドラマと脇役のドラマの掛け持ちはなかなか異例で、両局とも『それでもいいから出て欲しい』ということ。田中は今や、そのぐらい数字を期待される俳優にのし上がった」(テレビ局関係者)
田中の所属事務所といえば、以前は間違いなく小栗旬が看板俳優として君臨。その後、綾野剛が台頭し、坂口健太郎や間宮祥太朗が売り出され、田中は事務所内では4番手か5番手ぐらいのポジションだった。
しかし、田中が「おっさんずラブ」でブレイク。その後、小栗はハリウッド挑戦のため、家族で米・ロサンゼルスに移住。綾野、坂口は以前ほどの勢いがなく、間宮は伸び悩んでいる。
「ドラマの掛け持ち、日本テレビ系『ぐるナイ』の人気コーナー『ゴチになります!』のレギュラー、そして9本のCM出演と、ほかの所属タレントと比べても田中の仕事量はダントツ。おまけに、『ボートレース』のCM単価はほかのCMに比べて破格なので、今や、田中が事務所の稼ぎ頭に近いはず」(芸能プロ関係者)
この好調ぶりを維持してほしいものだ。