オリジナル作品の同ドラマは、吉高演じる週刊誌の敏腕女性記者が恋も仕事も順調に過ごしていたが、女手一つで育ててくれた母が急死。その臨終間際に重大な出生の秘密を知らされ、自身の人生が大きく揺らぐというストーリーだ。
初回は9.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)でスタートしたが、第4話までで2ケタを超えたのは第3話のみ。今後、終盤に向け、視聴率が回復すればいいのだが…。
「昨年4月期のTBS系主演ドラマ『わたし、定時で帰ります。』は全話平均9.7%と振るわず。今回の作品には並々ならぬ意気込みで臨んでいたようで、吉高は自腹で週刊誌を買ってきて研究していたようだが、なぜか、読み物ではなくグラビアや袋とじにハマってしまったようだ」(日テレ関係者)
14年にはNHKの連続テレビ小説「花子とアン」でヒロインを務めたが、終了後は“燃え尽き症候群”のような状態になり仕事をセーブしたことが報じられていた。
「信頼した女性マネジャーの退社もあり、仕事へのモチベーションを失ってしまった。せっかくまたやる気を出したのに数字はなかなか伸びない」(同)
吉高がそんな状態の中、所属事務所の看板女優の座を奪還しそうなのが上野樹里だというのだ。
「吉高は朝ドラだが、上野は11年にNHK大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』の主演をこなしている。その後、低迷し吉高の方が勢いで上回っていたが、昨年7月期のフジテレビ系ドラマ『監察医 朝顔』が全話平均12.6%と当たり、今年の10月期の続編が決定したようだ。続編が当たったら上野が吉高を大きくリードすることになりそうだ」(芸能記者)
もはや後がない吉高だが、ドラマの制作陣に視聴率アップの策があるのかが気になるところだ。