「ピカ☆ンチ」は02年に第1作が公開され、最新作はデビュー15周年にあたる14年の第3作で、いずれも堤幸彦監督がメガホンをとっていた。
同誌によると、当初は17年から18年にかけて撮影や編集を行い、嵐がデビュー20周年を迎える19年に公開するというスケジュール。しかし、ジャニーズ事務所から製作サイドに対し、「(昨年の)4月から始まるアニバーサリーツアーで、5人のスケジュールを調整するのが難しいから、撮影を延期してもらえないか」という要請が。
さらに、昨年1月末には、嵐が20年末で活動を休止すると発表するなどしているうちに、いつの間にか撮影が中止になってしまったというのだ。
「製作サイドは活動休止について寝耳に水。にもかかわらず、メンバーたちは発表に向けて準備を進めていた。昨年、メンバーの二宮和也が1人“抜け駆け”で結婚したことによって、メンバー間に確執が生じてしまったこともあり、もはや、レギュラー番組や決まっているコンサート以外の仕事をこなすのは難しい状態。映画はこのままお蔵入りになりそうだ」(映画業界関係者)
当初、発表していた、年内での活動休止に向け着々と“カウントダウン”が進んでいるが、新型コロナウウイルスの感染拡大予防の影響により、ファンにうれしいお知らせがあるかもしれないというのだ。
「コロナの影響で軒並み公演が中止になり、嵐も春に予定していた中国・北京での公演を中止に。このままだと、5月に予定されている新国立競技場でのコンサートも中止や延期になる可能性は十分にある。ただし、延期の場合、来年に新国立公演の日だけメンバーが再結成して行うという計画もありそうだ」(芸能記者)
このままコロナ騒動が収束しなければ、嵐の活動期間の“延長”がありそうだ。