授賞式は槙野がキャンプのため欠席したほか、姫野がインフルエンザの疑いがあるため欠席。同じラグビーの山中は「残念です、昨日試合していたのに……」と姫野の欠席に心配そうな表情。それでも、姫野の分もと客席へラグビーボールを投げ入れるなど、元気一杯のパフォーマンス。山中は「数多くのラグビー選手がいる中、選ばれてうれしいです。これからラグビーもっと盛り上げていけるよう頑張ります」と受賞の喜びを語った。
小林はプロ野球界で唯一の受賞。会場には小林を観に来たファンからの声援も上がるなど、巨人の正捕手としてすっかり人気も定着して来た。小林は「嬉しいです。貴重な機会です」と感激しきりで、「今年もファッションに気を遣いつつ、昨年取れなかった日本一を目指して頑張ります」と意気込んだ。
田中はバスケットボールを代表して登壇。「こういう賞をもらうのは初めて。オリンピック、ラグビーの山中さんもいますが、自分もラグビーを見て感動しました。バスケも負けないように頑張ります」とコメント。柏原は女性唯一の受賞。「女性初というのは驚きました。こんな素晴らしい方の中に入れて身が引き締まる思いです。この賞の名に恥じないような選手になりたいです」と笑顔を見せた。
那須川は登場すると、客席に向けてキックのポーズ。「ファッション的なものは好き。アスリートの中で選ばれてうれしいです。格闘技の試合以外で皆さんの前に出れるのは嬉しいです。格闘技もオリンピックに負けないよう頑張ります」と話していた。
(取材・文:名鹿祥史)