愛煙家に絶賛されているのは新橋駅前の「CAFE TOBACCO(カフェトバコ)」。たばこを吸う人だけが心からくつろげる喫茶店で、店の入り口には「お子さま連れの方や、20歳未満の方はご遠慮いただければ幸いです」と張り紙でやんわりと“通告”している。
店内は、細部にいたるまでこうした“愛煙家目線”を徹底。徐々に居場所を狭められていたスモーカーは遠慮なくプカプカできる。
1階から3階の計44席すべてが喫煙席。コーヒーもたばこに合うように苦味を効かせたオリジナルブレンドだ。東和フードサービス(東京・港区)が手掛け、ほかに有楽町店も展開している。
店内はさぞ煙もくもく、かと思ったら、視界スッキリ。各階で空気清浄機を稼働させているそうだ。「愛煙家も、他人の吐く煙はイヤですから」と同社。煙たがられたくないのは、お互いさまということだろう。
都内に勤務する40代のサラリーマンは「こんな喫茶店が登場するのを待っていた。いまや、たばこを吸うことは軽犯罪に近いイメージになっている。もっともっと喫煙専門カフェができればおもしろい。おもいきって、たばこを吸わない人は店外につまみ出すぐらいでいい」と鼻息荒く大歓迎した。
最近流行りの喫茶チェーン店ではほぼ間違いなく禁煙コーナーがもうけられている。喫煙スペースが異常に狭いケースも多々あり、本来の「喫茶」の「喫」の部分はなきものにされようとしている。
ヘタをすると、たばこをポケットから取り出しただけでニラまれることさえある昨今、愛煙家にとって待望の店が誕生したかっこうだ。