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書評「女教師と美少女 僕の凌辱初体験」早瀬真人著、マドンナメイト文庫

 14歳の良太は、美人教師の高山奈緒子とクラスのアイドル大野さとみを遠巻きに見ながら、思春期の性欲を持てあまし、悶々とした学園生活を過ごしていた。ある日、憧れの2人が中年校務員の中川の毒牙につかまるシーンを目撃してしまった。

 《「どこがいいんだ?言ってみろ!はっきり言え!!」「おマ×コ!おマ×コですぅ〜!!」美しい女教師の口から淫語が飛び出す頃には、良太たちの顔はまるで惚けたように唖然としていた。中川が満足そうに口角を上げる。「へへっ!もっと気持ちよくしてやるぜ!そら!そら!!」》
 性に目覚めた良太は中川に負けじとさとみの処女を奪う…。
 だがこの物語の面白いところはこれから。ここから少年がSの道を究めていくのかと思いきや、逆に2人をはじめとした女性陣に調教されMの道へと走っていくのだ。
 SからMへの転換に挑んだ意欲的官能小説!(税別600円)

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