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キンコン西野、画家としての活動順調 絵の相場は1枚200万円

 お笑いキングコングの西野亮廣が22日、都内で“にしのあきひろ”名義で出版した絵本「えんとつ町のプペル」の発売記念サイン会を開催。画家としての活動が順調であると明かすと、個展などで自身の絵を買ってくれる人も増えたと告白。「たまにしか売らないですけど、1枚200万円とか」と自身の絵の値段も明かして周囲を驚かせた。

 西野が監督・脚本・絵コンテを担当し、35名のクリエイターと共に4年半の月日をかけて完成させたこの絵本。制作費を昨年クラウドファンディングを使って募り、約3000名の支援者から1013万1400円集めたことも話題。西野は「絵本ってなんで一人で作るんかなっていう疑問から始まった。絵一つとっても、空を描くプロフェッショナル、建物を描くプロフェッショナル、人物を描くプロフェッショナルがいて、それらの才能のある人を集めて分業で作ってみようって」としみじみ。

 絵本が個人で描かれることが多いのは「分業だと採算があわない」のが理由だといい、「今はクラウドファンディングがあるので」と資金をクラウドファンディングに頼った理由も説明。販売部数はすでに一万部に到達。その反響に驚いていると明かしつつ、「ライバルはウォルト・ディズニー。もう背中は見えています。ディズニーにあって僕にないもの? それは好感度。そこだけ」と宣言して報道陣の笑いを誘う一幕も。

 その好感度については「ネットとかでどんだけ僕が嫌われてるの知っていますか?」と切り出し、先日放送された『アメトーーク!』(テレビ朝日)の「〜東野幸治プレゼンツ〜スゴイんだぞ! 西野さん」の企画がその嫌われ度に拍車をかけていると指摘。「最近の嫌われは東野さんのせい。共演NGにしたい」と冗談まじりに話すと、「僕の活動を全部ひっぺがされた」とため息。「もっと国民から好かれるシュっとした人になりたい。伊勢谷友介さんみたいなね」と深刻そうな表情で話していた。

(取材・文:名鹿祥史)

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