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【声優の履歴書】第五回 声優初の快挙! 紅白歌合戦に4年連続出場、水樹奈々

 声の仕事である『声優』。顔の見えない裏方の仕事でありながら、近年はアイドルとの垣根がなくなってきており、バラエティー番組や、歌番組などに出演することも珍しくなく、注目度が増している職業である。そんな人気声優をフィーチャーするこの連載。第5回目としてお届けするのは水樹奈々。

 水樹は幼い頃より歌手を志し、地元では「のど自慢大会荒らし」と呼ばれていた。東京のプロダクションからスカウトされ、そのプロダクションに所属する為の条件である、「せとうちのど自慢10周年記念全国大会」で、見事グランドチャンピオンを勝ち取り上京、堀越学園に入学する。同校では堂本剛・ともさかりえと同級生であった。

 高校2年生からは代々木アニメーション学院声優タレント科にも並行して通い、学業と両立させ、1997年3月、代々木アニメーション学院声優タレント科と堀越高等学校芸能活動コースを卒業。歌手としてスカウトされた水樹であったが、元々ゲーム好きで、作品を知っていたことから、1998年に発売されたゲーム『NOeL 〜La neige〜』の門倉千紗都役で、声優デビュー。

 2000年12月6日に、シングル「想い」で念願の歌手デビューを果たす。だが歌手としては、鳴かず飛ばずの時期が続く。今でいう「アイドル声優」という立ち位置であったが、様々なメディア展開をした人気作品、『シスタープリンセス』の亞里亞役では、自身の裏声を用いて演技をこなすなど、声優としても実力をつけていく。

 2004年10月6日に発売した10作目のシングル「innocent starter」がオリコン・週間シングルチャートにおいて9位となり、初めてオリコンチャートTOP10入りの快挙を成し遂げる。更に翌年の2005年10月19日に発売した、12作目のシングル「ETERNAL BLAZE」が、週間シングルチャートで初登場・2位となり、自己最高位記録を更新した。これは、シングル・アルバムを含めた声優単独名義の当時の最高位である。 2007年の『第1回 声優アワード』では、歌唱賞を受賞し、「Justice to Believe」が受賞曲に選ばれた。

 2009年には、『第60回NHK紅白歌合戦』に初出場。その後も4年連続紅白出場するなど声優ながら、歌手としての地位を不動のものとした。

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