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女性警察官が、無免許運転で警察車両を運転 チェックの甘さにも怒りの声殺到

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画像はイメージです

 埼玉県警川越署に勤務する女性警察官が、無免許で警察車両を運転していたことが判明。警察官としてあるまじき行動に怒りの声が上がっている。

 事態が発覚したのは、16日。警察車両が当て逃げされる事件が発生し、当該警察官に免許証の提示を求めたところ、無免許の疑いが発覚したのだ。埼玉県警は24日になり、この女性警察官は自動二輪車免許しか持っておらず、警察車両を運転するための免許を一切持っていなかったと発表。警察官が堂々と無免許運転を行うという前代未聞の事件を引き起こしたことになる。

 なぜ自動車免許を持っていないことがわからなかったのか。警察によると、埼玉県警は4月と10月に自己申告制で運転免許証を所持しているかチェックするそうで、この女性警察官は「免許を持っている」と虚偽の申告をしていたという。なぜ自己申告を信じ、それ以上のチェックをしなかったのかについてはわかっていない。

 警察官が無免許運転を行うという暴挙に、ネットユーザーからは「警察がたるんでいる」「即首にしないなんて身内には甘い」「権力にあるものが胡座をかき職務を怠慢するだけでなく法を犯す。今の日本を象徴している」「警察官も信用できない」「酷い」など怒りの声が殺到。

 また、「まともな会社なら運転をさせる前に免許証のコピーを取って控えておく」「自己申告制で確認って、『持ってるよな』と聞いただけなのでは?規律がなってない」「役所仕事」「無免許運転の人間に交通切符を切られているとしたら許せない」など、埼玉県警の杜撰な管理体制を指摘し憤るネットユーザーが続出した。

 市民の安全を守る立場でありながら、不祥事を起こし続ける警察官。今回のような著しく倫理を欠いた事案や、わいせつ事件などを起こし続けており、その信頼は大きく失墜している。かつては「おまわりさん」といえば立派な人間と言うイメージがあったが、現在は警察官という立場を利用したわいせつ、窃盗、詐欺事件が多発しており、警察官といえどもその行動を疑ってかからねばならなくなっている。

 しかも、身内に甘いと言わざるを得ない処分で済ますことが多く、「自浄作用」が働いていないとの指摘もある。今回の無免許運転についても、注意程度で済ますのではないかとの声も上がっており、「警察官はやりたい放題なのか」と憤るネットユーザーもいた。

 大方の警察官は真面目に働いていると思われるが、犯罪が多発していることも事実。市民としては、警察官の言うことといえども、不審を感じた場合は簡単に言うことを聞かない、信じないなどの対策が必要だ。

文 神代恭介

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