4月29日全国公開に先駆け、古屋兎丸氏の人気漫画を実写化した俳優の菅田将暉(24)主演の学園コメディ映画『帝一の國』に出演する、俳優の志尊淳(22)が、今作での思い出や、志尊淳しか知らない“菅田将暉の秘密”など共演者についても多くのことを語ってくれた。
「ジャッジ!」「世界から猫が消えたなら」の永井聡が監督を務める同作は、全国屈指の頭脳を持つ800人のエリート学生達が通う、日本一の超名門・海帝高校を舞台に、「総理大臣になって、自分の国を作る」という野望を抱く赤場帝一(菅田将暉)らが命がけの「生徒会選挙」を繰り広げる異色の学園コメディ。
人気の若手イケメン俳優陣、野村周平(23)、竹内涼真(23)、間宮祥太朗(23)、志尊淳、千葉雄大(28)、永野芽郁(17)らが脇を固める。志尊淳は、彼を手に入れたものが勝つと噂される優秀な参謀で「にゃん」が口癖で愛くるしいルックスからアイドル的人気の1年生“補佐の男”榊原光明役を演じる。
この日更新されたアメブロは、映画『帝一の國』公開に先駆け、Ameba official Press (アメーバオフィシャルプレス)が榊原光明役の志尊淳にインタビューした内容が明らかになった。
今作、原作漫画と近い茶髪でおかっぱのような髪型に変身した志尊淳。榊原光明役が決まった際は「強烈なキャラクターだったので、まじか…!と思いましたね。これをどれくらい映画で表現するんだろう…」と、戸惑いがありながらも、衣装合わせや本読みを重ねていくうちに迷いがなくなったことを明かした。
本当に存在しているかのようなリアリティにこだわったという役作りについては「大袈裟にならない動作であったり、その動作をしっかりと芝居につなげていくというところ。あとは、声のトーンや所作も追求しました」と語り、映画を見る上でポイントになりそうだ。
「争いごとが好きじゃない」点が光明との共通点であるという志尊淳だが、“可愛さ”においては「僕はあんなに可愛らしくないですね、甘いものは好きなんですけど、多分ルックスが“可愛い”という印象を倍増させているだけなんだと思います」と自身の“可愛さ”について分析。
しかし、理想の男性像の質問に対しては「何に対しても、筋が通っていないことが大っ嫌いなんです。もちろん状況によってはそれを出さないときも、周囲に合わせるときもありますけど、筋が通っていないことには『違う』ってはっきり言いますし、自分の中でぶらさない軸というのは男として絶対に持っていたいですね」、女性に対しても「男として女性のことは守りたい」「積極的にいきます。ストレートにいきますね」と、共演者からも「見た目は可愛らしいけど中身はすごく男前」と言われているのが納得できる一面を見せてくれた。
野村周平がTwitterに「こういうの見たかったでしょ?」と志尊淳の寝顔ショットを投稿したことがきっかけで間宮祥太朗がシリーズ化したり、志尊淳の膝の上で共演者のみんなが寝ている写真を投稿するなど、SNSでのやり取りからも現場の仲の良さがすごく伝わる。共演者については、「なんかよく膝でみんなが寝てきます。周平くんとか普段すっごいうるさいのに、膝の上で寝ていると本当に少年みたいに可愛くて…癒されました」と振り返った。
話題にもなっている「ふんどしのシーン」や、ボディタッチが多かった印象の菅田将暉との思い出については、「僕も菅田くんのお尻が気持ち良くて、ずっと触っていました(笑)。触り、触られ(笑)」と笑って話し、「お尻がめっちゃ気持ち良いというのは、僕しか知らない(笑)」。帝一(菅田将暉)が真面目にやっていても端から見たら笑えるシーン撮影後には「淳、どうだった?」と「僕が笑うか笑わないかで出来栄えを確認していたらしいです。『淳の反応を見れば分かる』って菅田くん本人も言っていた」と、志尊淳しか知らない“菅田将暉の秘密”も初めて明かした。さらに、プライベートでも一緒に過ごし、帝一と光明の関係性を自然と出せてきたという。
また、永野芽郁と男性陣が一緒になるシーンが少なく、光明役ということもあり、現場では女の子扱いをされていた志尊淳。上半身裸になると筋肉が見え男らしく見えてしまい「ちょっと淳、筋肉だめ」「淳のふんどしなんてみたくない!」などとツッコまれることも。
「抱きつかれるし、キスされるし、身体全身さわられるし(笑)」と、共に“触られキャラ”だったという千葉雄大については、「やっぱり千葉くんには敵わないですね。本当に日本の俳優の“TOP OF THE 可愛い”」と大絶賛。「新旧だとかみんなが言ってますけど、僕は全然敵いません」と語り、「いきなり現場にいて後ろから抱きついてきたりするんですよ。それが超かわいくて! 『ああ、こうやっていろんな女性を虜にしてきているんだな…』と思いながらもばーちーの可愛さに浸ってました」とメロメロな様子。
自身がするかどうか聞かれると「僕もしますよ、末っ子なんで甘えん坊なんです。涼くんとかに結構してましたね」と、“見た目は可愛いが中身は男前”な志尊淳は“甘えん坊”と新たな一面も明かしながらも、制服は「着れるまでは着たいなと思います」と語った。
インタビュー最後には、「帝一は、生徒会長になることが『人生をかけて本気で戦うとき』ですが、志尊さんが人生をかけて本気で戦うときっていつですか?」という質問に、「『いま』ですね。そのときそのときを、命をかけてやっていかないといけない」と力強く答えた。
■映画『帝一の國』公式サイト
http://www.teiichi.jp/