NHKの広報も「『落語の神様』の志ん生の役を演じるには『芸人の神様』しかいない」とたけしの起用を明かしており、ドラマ内では落語も披露するという。
たけしの大河ドラマ出演はNHK側からしても快挙ではあるが、それ以上に、たけしにとっても大きな記録の樹立になるという。
それは、NHK・民放を含む「地上波全局同時レギュラー」である。
現在、たけしは日本テレビで『世界まる見え!テレビ特捜部』、TBSで『新・情報7DAYS ニュースキャスター』、フジテレビで『奇跡体験!アンビリバボー』、テレビ朝日で『ビートたけしのTVタックル』『ビートたけしのスポーツ大将』、テレビ東京で『たけしのニッポンのミカタ!』とNHKを除く全局でレギュラーを持っている。
これらの番組に2019年のNHK大河ドラマが加われば、たけしは晴れて「地上波全局同時レギュラー」達成となる見通しだ。
過去のテレビ史で「地上波全局同時レギュラー」を達成できたのは、2008年のTOKIO・国分太一および2014年のさまぁ〜ずしかおらず、史上3人目となる。
さらに、たけしはコンスタントに自身の映画作品の監督をしているほか、特別番組へのゲスト出演、小説の執筆など活動は多岐に渡っており、世の70代を考えれば、明らかに「働きすぎ」である。健康であることを祈る。