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映画『火花』の主題歌に違和感の声

 11月23日より公開されている映画『火花』が、公開2日で興行収入1億円を超えたことが話題になっている。本作は第153回芥川賞受賞作で芸人の又吉直樹による同名小説を映画化したもので、主演は菅田将暉と桐谷健太が務めている。

 監督は芸人の板尾創路が担当しており、原作と監督が吉本興業の芸人で固められたほか、製作や主要スタッフも吉本興業の社員が担当している。そのため、本作はほぼ100%の「吉本映画」と業界内で話題になっており、映画のヒットで莫大な収入が吉本興業へ入ることが予想されている。

 そんな中、一部では、映画『火花』の主題歌に「違和感を覚える」との声も相次いでいるという。

 『火花』の主題歌は、かつて芸人のビートたけしが作詞・作曲・歌唱を担当した『浅草キッド』が使用されており、映画では菅田と桐谷が歌っている。

 たけしの歌う『浅草キッド』は、たけしが浅草のフランス座で芸人修行をしていた下積み時代の事を回想して描いたもので、芸人への応援歌としての側面が強い曲。それだけに、関西のイメージの強い吉本興業の映画に使用されたことに対し、違和感を覚える人も多いようで、ネットでは賛否両輪となっている。

 また、この「浅草キッド問題」は芸人界でも話題になっているようで、爆笑問題の太田光は11月14日のラジオ『爆笑問題カーボーイ』にて、「お前ら吉本だろ!浅草でもなんでもねぇじゃねぇか!」とツッコミを入れたほか、11月28日には伊集院光が『伊集院光深夜の馬鹿力』にて「(浅草キッドは)いい歌なんだけどね。それはやっぱりたけしさんが歌うからいい歌なんだよなぁ」と、吉本興業の映画に『浅草キッド』が起用されたことにやんわり苦言を呈していた。

 もっとも、映画『火花』の舞台は大阪ではなく東京であるため、『浅草キッド』は歌っても特に問題はないと思われるが、やはり、生粋の東京芸人にとって『浅草キッド』は心の歌であり、違和感を覚える人は多いようだ。

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