すでに発表されているが、同作は、主演を歌舞伎俳優の中村勘九郎と阿部サダヲがリレー形式で務める斬新な企画で、クドカンこと宮藤官九郎氏が脚本を担当。
前半は中村が日本人初の五輪選手金栗四三役を、後半は阿部が1964年の東京五輪招致に尽力した記者の田畑政治役を演じ、1909年から東京五輪が開催された64年までの日本における五輪の歴史が描かれる。
2人のほか、役所広司、綾瀬はるか、竹野内豊、生田斗真、杉咲花、ピエール瀧、大竹しのぶらが出演することも発表されている。
記事によると、たけしが大河に出演するのは03年「武蔵 MUSASHI」以来。作中で志ん生は「ドラマの顔」といえる重要人物。同作では、一般的なドラマの語りにあたるナビゲーターを志ん生が行う設定で放送。志ん生演じるたけしの軽妙な語りにのせ、笑いを交えながら作品を紹介することになるというのだ。
「翌20年の東京五輪につなげるため、NHKが総力をあげて取り組む同ドラマ。そのため、これまでの時代劇から時代を現代に近づけ、クドカンを起用。かなり力が入っているが、目玉的なキャストとして、たけしを起用することで、話題性を集め、高視聴率につなげようと思ったのでは。ただ、まだまだ先の話で、来年の大河『西郷どん』の主演に内定していた堤真一が、報道があったため難色を示し、出演を辞退したケースもある。報道が出てしまったが、たけしサイドの対応が注目される」(テレビ局関係者)
正式発表が待たれる。