この日、カブレラ、ローズ、ラロッカ、フェルナンデスの4人で10安打、4ホームラン、8打点と荒稼ぎ。相手の戦意を一瞬にして奪い去った。
特にフェルナンデスは1本塁打を含む4安打、3打点と強烈なしっぺ返しを食らわせた。2006年には楽天に移籍し中軸打者として活躍したものの、失策の多さから構想外となった。
活躍の場を求め、新天地に選んだのはオリックス。前日まで打率は1割8分8厘、スタメンからも外されていたが、古巣相手に奮起。“借り”を返し「そりゃあ気分いいよ」。開幕からここまで不振だった眠れる大砲が反撃ののろしをあげた。