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解散発表じゃなかったゆず、弾き語りは彼らの原点?

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ゆず・北川悠仁、岩沢厚治

 ミュージシャンのゆずが、12月19日放送のAbemaTVのインターネット番組で、四大都市をめぐるドームツアーを開催すると発表した。『ゆず 弾き語りドームツアー2019 ゆずのみ〜拍手喝祭〜』は名古屋、東京、大阪、福岡で行われる。

 ゆずは事前に「重大発表する」と告知していた。「解散か」「活動休止するのでは」と不安視する声もあったが、番組で2人は「どっちかが死ぬまでゆずは続ける」とした。

 これを受けネット上では「ついネガティブな方向に解釈しがちだったけど、発表された内容はすごくポジティブだな」「ある種のドッキリっぽかったけど、いいのでは」などと肯定的な声が上がっている。

 ゆずにとって弾き語りは、いわば原点というべきものであろう。

 「ゆずは1996年3月に結成し、その後横浜の路上で弾き語りを始めます。最初はほとんどお客さんがいなかったものの、1998年3月には7500人もの人が集まったそうですから、ムーブメントのすごさが分かりますね。ゆずの特徴としては北川悠仁、岩沢厚治がどちらも作詞作曲できる点が挙げられるでしょう」(音楽ライター)

 ゆずの「路上ライブ」は、横浜ばかりではなく東京でも行われていた。

 「1998年4月からは『ゆずのオールナイトニッポンGOLD』(ニッポン放送系)が始まりました。放送時間は火曜の深夜3時から4時半まででしたが、番組の最後にはラジオ局の前に出て『お別れ間際の路上ライブ』をやるのが恒例でした。しかし、こちらも人が集まりすぎたため8月31日放送分をもって終了しています。最後は番組スタッフが警察から事情聴取を受ける騒ぎになったようです」(前出・同)

 さまざまな伝説を残したライブの舞台はドームツアーに移った。どのようなパフォーマンスを見せるか期待したい。

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