現在、残った有給休暇を消化中の枡田アナは4月1日、同局ホームページ内のブログを更新。「毎週広島から東京に収録のために通う生活でしたが、先日レギュラー番組の収録をすべて終え、ここ最近は、有給消化しながら、広島での新生活をゆったりと楽しんでいます! 新しい土地での生活はなんだか、環境がガラリと変わりすぎて、他の人の人生を生きているような感覚さえするほど新鮮です!」と現状報告。
さらに、「なんだか昨日、たくさんの方から、『本当にお疲れさまでした!』というメールをいただいて、何のことだろう? と思っていたら、どうやら昨日が年度末だったので、昨日付でTBSを退社すると思っていた方が多くいたみたいです。…が、まだ、辞めないよ(笑)」「TBSアナウンサーとしてのお仕事がまだ少し残っているんです! というけで、もう少し、TBSアナウンサー枡田絵理奈を、よろしくお願いいたします!」などと記している。
かたや、夫の堂林はというと…1軍の試合に出ていない。決して、故障しているわけではない。オープン戦期間中の3月14日、2軍降格を通達されたのだ。1軍に定着した12年以降、不振のため、2軍に落ちるのは初という屈辱を味わうハメになってしまった。
オープン戦で堂林は14打数1安打0打点0本塁打と絶不調。しびれを切らした緒方孝市監督が2軍行きを命じたのだ。緒方監督は「彼は開幕ベンチを狙う選手じゃない。開幕サードのスタメンを狙うには内容、結果とも全然考えられないレベル。もう一回、2軍で見つめながら、相手と闘う姿勢を示してほしい」と激辛コメント。
開幕を2軍で迎えることになってしまった堂林は4月1日現在、ウエスタン・リーグで10試合に出場。33打数9安打4打点0本塁打、打率.273とイマイチな成績。緒方監督の言葉から察するに、容易に1軍に昇格させることはなさそうで、しばらくは2軍暮らしが続きそうな気配だ。
野村謙二郎前監督に目をかけられ、少々打てなくても、エラーしてもチャンスを与えられてきた堂林だが、緒方新監督は“特別扱い”はしない意向で、あくまでも実力でサードのレギュラーを奪ってくれることを願っている。
まだ23歳で、レギュラーの座も確保できておらず、昨季は自己ワーストの成績に終わっただけに、「結婚はレギュラーを獲ってからでいい。早すぎるのではないか」などといった周囲の声も多かった。それでも、結婚に踏み切った堂林。2軍暮らしが長引くようなら、それこそ、枡田アナが“下げマン”呼ばわりされかねない。
枡田アナとて、“2軍選手”と結婚したつもりはないだろう。全144試合にフル出場した12年には14本塁打をマークするなど、類まれなパンチ力を秘めている堂林は近い将来、広島のクリーンアップを担うことをチーム、ファンから期待されている選手。新妻のためにも、1軍で活躍する姿を見せてほしいものだが…。
(落合一郎)