アメリカのDVDは日本の物とはリージョンが異なるので日本のDVDプレーヤ−では再生できない。パソコンで見るしかないのだが日本語の字幕が出ないので画面がスッキリしている。英語の字幕を表示できるので英語の勉強にもなる。
日本では「SATC」はまだ根強い人気があり、ヤフーオークションでは全シリーズで1万円以上の値が付くところ、eBAYでは60ドル以下。何度か入札したがなかなか落札できず、高目だったが70ドルの物を即決した。結果から言うと、1度目の落札品の出品者が中国人で出品地が香港とわかった時点でキャンセル。海賊版の疑いがある品は買いたくなかったのだ。アメリカのeBAYに中国の業者が紛れ込んでいるとは想像もしなかった。
2度目は出品地がアメリカ国内である事を確認、中国製ではなく、HBOが販売した正規品でなければ買わないとはっきり言ったのにも関わらず上海から届いたので開封前に返品した。アメリカで発売されたDVDが中国から送られて来る事に不安があったし、後知恵だが怪しい点もあった。出品者はインターネットでこのDVDを買ったが不要になったので出品したと、DVDが手元にあるかのように思わせておいて上海の第三者から送らせている。という事はアメリカ在住の出品者が仲介をして中国製のDVDを販売しているという詐欺まがいの可能性が大なのだ。返送料も含めて全額返金すると言っていたが送料分12ドルは結局返金されなかった。何度問い合わせても返事は来なかった。こうなるとペイパルもeBAYサポートもあまり役に立たない。
結局は2倍の値段でアマゾンで購入した。今まで日米どちらのアマゾンでも全く問題はなかったが、今回中古品を売るマーケットプレースで「KISS&TELL」という本を買ったら、状態が「非常に良い」だったのに裏表紙に水がかかったらしく、紙がくっついて無理をしてはがすと写真のように悲惨な状態になった。商品説明と品物の状態が違っていたので悪い評価を付けたところ、謝罪文と共にフィードバックを削除してくれないだろうかというメールが来た。全額分のクーポンを送って来たので悪質な業者ではなかったのだろう。
いい品やお宝もゲットできるのかもしれないが、商品が届かない、新品と書かれていたのにそうではない、ニセモノだった、など日本でeBAYを利用している人たちの間でもトラブルが多く、ネットに事例が多く報告されている。トラブルになった場合、すべて業者と英語でやり取りをしなければいけないのでかなり面倒だ。これではメリットも大幅にダウンする。(セリー真坂)