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楽天が田中マー君のメジャー挑戦容認 ファンはおおむねポスティング移籍に賛成

 12月25日、楽天が田中将大投手のポスティングシステム(入札制度)によるメジャー挑戦を容認したことを発表した。

 これまで、球団は田中に残留要請を行ってきたが、最終的に田中の熱意に折れた格好だ。会見した立花陽三社長は「球団といたしましては、新たなポスティングシステムには多くの問題があると思っております。しかしながら、今シーズンの日本一はもちろん、入団以来7年間の田中将大選手の貢献を、球団は高く評価しています。そういった点を十分に考慮し、三木谷浩史オーナーは今回の田中選手のメジャー挑戦の希望を容認し、ポスティングシステムの申請を行う決断をいたしました」とコメント。

 田中は「容認していただいたということで、球団に対して感謝の気持ちでいっぱい。一歩前に進んだ。入札してくださる球団が多ければ多いほど選択肢はあるが、どうなるか分からない」と話した。

 新たに協定が結ばれたポスティング制度で、入札希望額の上限は2000万ドル(約20億8800万円)に設定されたため、田中のメジャー移籍には賛否両論が渦巻いた。

 「Yahoo!ニュース」では、「楽天はマー君のポスティング移籍を認めるべき?」との意識調査を、12月10日〜20日に実施し、8万9089票(男性=85.2%、女性=14.8%)の回答があった。

 「認める」と回答した人は5万2045票で、全体の58.4%。逆に、「認めない」と回答した人は3万7044票(41.6%)で、6割弱の人が田中のメジャー挑戦を容認する調査結果となった。

 「認めなければ、楽天の企業イメージが悪くなる」との世のムードもあり、三木谷オーナーが最終決断を下したが、これにより、楽天は来季大きな損失を被ることになる。

 海外FA権を行使してのメジャー移籍と違って、ポスティングによるメジャー挑戦は、あくまでも、認めるかどうかは球団の判断で、選手の権利ではない。ファンも、それを十分承知しておく必要がある。田中の希望を尊重した楽天の英断は、称賛されるべきである。ただ、ビジネスとしては疑問も残る。
(リアルライブ編集部)

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