「SNS上では、『怒りを通り越して情けないと云うか本当にがっかりした』『お粗末すぎて絶句します』『ほんとに他人事なんですね 信じられないほど無神経だと思います』などと大炎上。その後、東電はハッシュタグを削除して、『皆さまにご不快な思いをおかけし大変申し訳ございませんでした』とおわびを掲載しています」(SNSに詳しいライター)
この4号機は東日本大震災で、1号機、3号機と同じく水素爆発。大量の放射性物質が放出された影響で、福島県内の11市町村約8万人を対象に避難指示が出され、今なお、県内外に4万3千人以上が避難している。そんな“当事者意識”の欠如した東電が批判されるのはもっともだが、実は東電は過去にも「やらかした過去」がある。
2011年4月、東京電力柏崎刈羽原子力発電所に勤務するという「黒猫桜戯」を名乗る男性社員がTwitterで、「最近ウチの会社バッシングする奴らの意見見てるとお前等日本出てけよって思う。外国なら安全だよ? 銃社会だから撃たれても文句言えないけど」と揶揄。
さらに、「ああそうそう、なんでウチの社員に給与出すんだなんて言ってる人たちがいるけど、ウチの社員結構現金な人多いから、給与カットした瞬間に仕事しなくなるよ。福島も柏崎も同時にメルトダウンするし関東も大停電して復旧しない。それでもいい?ww」などと脅迫まがいの発言を展開。これに怒り狂ったユーザーたちに「行きつけの飲食店」から本名や住所を特定されたことがあった。
さらに同時期、ネット上の東電新入社員コミュニティに加わっていたとある東電女性社員が、「東京電力の批判をしてますが、今電気を使えてるのは誰のお陰ですか? よく考えてから批判するように!!!文句あるなら電気使うな! あなたみたいな陰湿な事をいう人間がいるから日本人の質が問われるんです」などと発言し、これまた大炎上し、コミュニティからの退会を余儀なくされている。
そして、今回も繰り返された軽率な投稿。今後、東電社員はSNS講習を義務付けたほうが良さそうだ。
記事内の引用について
東京電力ツイッターより
https://twitter.com/officialtepco