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スポーツ 2011年01月24日 16時00分
K-1赤っ恥! 海外でも経営難露呈
欧州最大のキックボクシングイベントを主催するIT'S SHOWTIME(本拠=オランダ)が、K-1を運営するFEGとの共同プロデュース興行である5・21(現地時間)オランダ・アムステルダムアリーナ大会の開催が、暗礁に乗り上げていることを明かした。 ショータイムは06〜08年にFEGとの共同興行を成功させ、今回は3年ぶりの共同開催となる。この興行は運営をショータイム、マッチメークをFEGが担当。ショータイムでは2月1日に前売券の発売開始を予定していた。 マッチメークの期限を1月11日に設定していたショータイムだが、FEGからは回答なし。18日に届いた返事は、「選手に未払いのファイトマネーがあるため、交渉ができない。もう少し待ってほしい」というもの。ショータイムによると、FEGと投資家の交渉も停滞しているという。FEGがショータイム所属選手に対しても、ファイトマネーを未払いにしていることも公表された。 ショータイムはこのビッグイベントを成功させるためには、準備期間の関係で5月開催は困難と判断。FEGの資金難が解消されたとしても、9月か10月前半への延期を検討している。 日本国内ではFEGの経営難が表面化し、今春に会社の体制をリニューアルしての再出発がアナウンスされている。はからずも海外でも経営難を露呈し、赤っ恥をかいてしまったFEG。このまま、5月予定のショータイムとの共同興行が延期にでもなれば、海外での信用も失墜してしまいかねない。(ジャーナリスト/落合一郎)
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トレンド 2011年01月24日 16時00分
ネット怪文書
「少なくとも私にはモテモテですよ」 これがエルメスなる女の台詞ではなく、たんに、むさくるしい男が書いていたら萎え萎えかというと、けっこうそうでもないのがネット社会の面白いところだ。 筆者は男だがなぜか、椎名林檎に間違えられたことがある。なんとなく本人がいいそうなことを書いてしまったのだろうか。 そこで途中からローマ字表記に切り替えたところ、「ringo???!!!!!!!」 というような返答が返ってきた。 最近ではツイッターに長州力が現れたらしいが、例え偽者でも長州力さんと話せたと勘違いしていた時間に人々は満足してしまったりするご時世なのかもしれない。 いっぽうでは、人を信じたい、という欲求が満たされれば、それでよかったりもするのだろう。 その代表的なところでは、“ネタ職人”、などが挙げられるのではないか。 これは、1、が検査で白血病診断されたと告白、闘病記をあくまで明るく綴るのであるが、急にスレッドに来なくなる。 「ネタだと言ってくれ」 そういう住人の思いにより、1、は<ネタ職人>、と名付けられた。…それから数年間、彼の帰りを待ちわびる住人達の間で、掲示板の『保守』は続いたのだ。それはきっと、人を信じることこそが励みにもなっていたのではないか。 ネット怪文書にユーザーが慣れてきたと思われる今、この状況はどうなっているのだろう。 そしてその真偽についてのまとまった答えが、ホントに正しいのかどうかは実は誰もわからないのである。
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トレンド 2011年01月24日 14時30分
アダルトの世界にも特撮モノが登場だ!!
特撮モノといえば、小さい頃夢中になった方も多いはず。大人になってから見ても胸が熱くなる方も少なくないだろう。そんな中、スカパーなどでアダルトチャンネルを運営するパラダイステレビが(http://www.paradisetv.co.jp/)が特撮モノの番組を制作した。その名も、「スーパーエーロタイム・超好色戦士ランジェリオン」だ。 気になる内容は、超エッチなヒロイン“ランジェリオン”が宇宙海賊マ○コスキーとバトルを繰り広げるというもの。設定は学園モノになっている。監督をつとめたのはパラダイステレビの名物番組『ジャパネットはだか』で「はだか明」として出演もしているモノマネタレントのレイパー佐藤。今回が商業作品では初の監督デビューで、“ランジェリオン”の先生役としても出演している。この作品はパラダイステレビのHPなどで見ることが可能とのこと。18歳以上の特撮ファンには必見だ。 1月23日にはレイパー佐藤氏も登場した上映会イベントも新宿ロフトプラスワンで開催された。レイパー佐藤と交流のある芸人が登場。さらにパラダイステレビからは、セクシーな「超好色戦士ランジェリオン」の衣装を完全に装備した大槻ひびきちゃんがかけつけた。作品の上映が終わった後には「ジャパネットはだか」の実演販売も披露され、会場を盛り上げた。 今回のイベントの模様はパラダイステレビで2月10日に放送される『東京女子アナ商会〜ノーパンNEWS〜』の中で放送される。気になる方はこちらもチェックだ。
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トレンド 2011年01月24日 14時00分
バレンタインにレアチーズケーキ
新年が明け、あっという間にバレンタインデーの季節が近づいている。恋人がいる人も、いない人もなんとなく気になってしまうバレンタインだが、実は男性の中で「甘いチョコはちょっと苦手」という人は少なくないのではないだろうか。そこで、オススメなのが原宿・表参道の隠れ家的なオープンカフェ&バー DesignFestaCafe&Bar(http://www.df-cafe.com/)のバレンタインデー限定デザート「クレーム・ド・フローマージュ(525円 コーヒーセット630円)」だ。 クレーム・ド・フローマージュはクリームチーズとヨーグルトを合わせた甘酸っぱいレアチーズケーキ。レモンの透明感ある酸味があり、男性でも食べやすい。オシャレなハート型の下皿は併設されているデザインフェスタ原宿で活躍するアーティストの作品で、壁にも作品が描かれている。ステキな日を送るにはぴったりの空間だ。カクテルも21か国30種類と豊富で、23時まで営業しているので、夜のデートにも使えるのはうれしい。限定メニューはあす1月25日から開始される。 DesignFestaCafe&Barではバレンタイン限定メニューだけでなく、他のメニューも充実している。ランチメニューのオオサカプレートは、そば飯に照り焼きチキン、塩漬け大根、キャベツ、ミニトマト、目玉焼き2枚がのせられたボリューム満点のメニュー。女性だと2日に分けて食べられるほどだとか。しかも、525円で大盛も無料でテイクアウトも可能。毎月新しいメニューも追加されるので何度行っても飽きないカフェだろう。DesignFestaCafe&Bar営業時間 11:00〜23:00 年中無休東京都渋谷区神宮前3-20-18HP http://www.df-cafe.com/
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その他 2011年01月24日 13時30分
カメラ小僧コレクション@東京オートサロン2011
今年も大盛況のうちに終了した「東京オートサロン2011」。このイベントはカスタムカーのみならず、過激で華やかなコスチュームに身を包んだコンパニオンたちを目当てに足を運ぶ人々で、連日賑わうのも魅力のひとつ。 さて、このコンパニオンたちのなかにはなんと! リアルライブ・エンタメコーナーのライターが参加していました! …って、ま、私なのですが。 そこで、リアルライブ初(?)現役コンパニオンから見た、印象的カメラ小僧(カメコ)について書いちゃいます♪〜カメラ小僧コレクション @東京オートサロン2011〜【ローアングラー】 ひたすら腰から下の部分やヒップを中心に撮りまくったり、真下からパンチラを狙って撮影してくるカメコのこと。なかには下心(あんまり)ナシで芸術的なショットを狙って撮影してくるカメコさんもいらっしゃるので、一概に悪いとは言えない…が! 大体はブースの関係者に「しゃがまないでくださーい!」と、注意されてしまうのが現実である。 でも、そこで負けないのも彼ら。なんと! カメラの位置を変えずに、立位体前屈のような状態で膝だけを伸ばし、ブースからの注意をかい潜るのである! さすがローアングル魂! 【カメコ警備隊】 「ワキの下みせて〜」「舌だしてよ」など、モデルじゃなくても女性なら嫌がりそうなポーズの強要や、本当に真下からローアングルで撮影してくるツワモノなどを、堂々と追っ払ってくれるナイスなジェントルマンたち。ブースの関係者が近くにいない時は本当にありがたい。【あわよくば乳タッチ】 たまーにリクエストされるのが、カメコさんとの2ショット。この場合本格的なカメラではなく、デジカメや携帯カメラなど、まだカメコ初心者さんや一般人の方からのリクエストが多い。ブースによってはモデルと2ショットが禁止されているところもあるが、OKなところでは真横に並んで撮影することができる、モデルとの急接近タイムだ。 そこでたまに遭遇するのが、横に並んだと同時にヒジが出てくる「乳突き野郎」。中でも、まだ真横に並んでもいないのに「あっ、当たっちゃっ…」など、ヒジを張って待ち構えている残念な方もいるので、2ショットを頼まれた時は要注意だ。【スリーサイズおたく】 撮影中にも関わらず、モデルの真ん前に立ち、「スリーサイズは?」「生年月日」「スリーサイズ」「血液型」「身長は?」「スリーサイズ」と、ひたすらスリーサイズだけを復唱させるオタクのこと。しっかりメモをとりながらも何度も聞いてくる彼は、もしかしたら「スリーサイズの要求を復唱するコンパニオンの声フェチ」かもしれない。 以上、筆者から見た印象的なカメコさんたちでした。ちなみに「乳突き野郎」は5人に2人ぐらいしかいなかったので、皆がみんなと思わないで下さいね! 基本的に節度を守った方が多いので、少なくとも私がお会いしたカメコさんたちはいい人ばかりです! あと、ここに載せた画像なのですが、角度によっては貼るタイプのホカロンが見えちゃいます(笑)。ま、それだけ寒い室内だったってことです! …言い訳ですけど。 また印象的なカメコさんに遭遇したら、みなさんにご報告しますね♪(比美野めいび)プロフィール:国際一輪車大会金メダル二連覇の経歴を持つ、元世界一。有名アーティストのバックダンサー、プロ野球球団チアを経て、現在はプロの社交ダンサーとして歌舞伎町で真面目に勤務中。http://blog.meibi.net
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スポーツ 2011年01月24日 13時00分
キャンプイン直前情報『巨人』編 大型補強したが、リリーフ陣に一抹の不安
ドラフト1位指名はアマチュア球界ナンバー1の澤村拓一(22)、新クローザー候補として、ジョナサン・アルバラデホ(28=ヤンキース3A)を獲得。4連覇を逃した敗因は投手陣の崩壊だっただけに、的確な補強ができたのではないだろうか。 首位戦線を順調に戦っていた原巨人が怪しい雲行きに覆われたのは、夏。7月以降の73試合で先発投手が『クオリティ・スタート』(6回以上、3失点以内)できたのは、18試合しかない。6月末までは71試合中37試合である。内海哲也(28)、東野峻(24)、藤井秀悟(33)たちが同時期に不振に陥ったためだ。グライシンガー、ゴンザレスと一昨年の快進撃を支えた両外国人先発投手も戦力にならず、苦しい展開から抜け出すことができなかった。そう考えると、澤村の獲得は大きい。しかし、原辰徳監督(52)は今年も外国人選手に泣かされることになりそうだ。アルバラデホがそうである。彼は日本球界に不向きなストッパーではないだろうか。 キャリアハイは2009年。ヤンキースで32試合に登板している。その後、3Aに降格したが、27試合に投げ、防御率1.75。翌2010年も主に3Aに甘んじたが、57試合に登板し、防御率1.42。43セーブを挙げている。150キロ台半ばの威力のある直球でグイグイと押してくるタイプだが、「メジャーに昇格すると、与四球率が高くなる欠点」を克服できなかった。カーブ、スライダー、ツーシーム系のムービングボールが持ち球だが、これらの変化球は右打者の外角に逃げていく軌道であって、「外角に広くない日本球界のストライク・ゾーン」に苦しむのは必至だ。 そうなると、山口鉄也(27)、越智大祐(27)、昨季ブレークした久保裕也(30)など、リリーフ陣の『登板過多』は解消されない。従って、秋季キャンプで「赤丸急上昇中」の小野淳平(23)、落差の大きいフォークを操る土本恭平(25)の頭角、MICHEAL(34)、サイドスローに転向する野間口貴彦(27)、右肘故障の西村健太朗(25)の復調が期待される。 一方の打線だが、38歳となる小笠原道大、37歳のラミレスに頼りきった状況は改善しなければならないが、一気に老け込むとは思えない。三塁での定位置争いに挑戦する亀井義行(28)も順調に仕上がってくると聞く。将来のクリーンアップ候補・大田泰示(20)にも原監督はチャンスを与えるだろう。 制球力に不安のあるアルバラデホ、故障明けのグライシンガー、長期スランプに陥ったゴンザレス、若手の頭角が待たれる中継ぎ投手陣…。勝ち試合を捨てなければならないときも来る。「首位戦線をキープしながら、終盤戦へ」というのが、原監督の青写真ではないだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2011年01月24日 12時30分
野球バカコラム・東京ドーム“ドームラン”の噂が生まれた真の訳
今回は筆者の愛する巨人軍に関係したコラムを一つ。 1988年から現在まで読売ジャイアンツが本拠地としている東京ドームでは、昔からある有名な噂が都市伝説的に語られていたと思う。 巨人の攻撃の番になると、東京ドームの球場職員が空調を操作して、スタンド側に空調が流れるようにしてホームランを打ちやすくするという、俗に言う“ドームラン”の噂である。 確かに、例えば昨年など典型的で、東京ドームの試合では巨人はやたらホームランを連発するのに、ナゴヤドーム辺りになると、途端に打線がピタリと沈黙してしまう試合が多かったイメージがある。中日の投手陣がそれだけスゴかったことや、そもそもナゴヤドームが非常にホームランが出にくい球場だという事実もあるが、これだけ極端だと、さすがの巨人ファンの筆者も、やはり東京ドームにはインチキなカラクリがあるのかと勘ぐりたくもなってしまう。 超重量打線、ミレニアム打線、史上最強打線と呼ばれたジャイアンツ打線の破壊力は、東京ドームの空調操作のお陰なのか? あるいは、巨人と同じく88年から03年まで東京ドームを本拠地としていた日本ハムのビッグバン打線も“ドームラン”なのか? 結論から言うと“ドームラン”は完全に事実無根のガセネタである。東京ドームは元々、右中間や左中間スタンドがだいぶ浅い作りとなっているので、どうしてもホームランが出やすい構造となっている。“ドームラン”も“ジャンパイア”などと同じく、ただの噂話に過ぎないのである。 しかし火のない所に煙は立たないともいわれる。もしかして別の所に“ドームラン”のルーツがあるのではないか? 筆者が調べたところ…あったのだ! 今シーズンより「前・ロッテ」西岡剛が所属する、大リーグのミネソタ・ツインズが09年まで本拠地にしていたメトロドームが、その場所となる。 このメトロドームも、屋根を空気圧で押し上げるエアドーム式となっていて、東京ドームのモデルとなっているのだが、なんとこのメトロドームでは、事実としてツインズの攻撃時には打球が飛びやすくなるように空調を操作したと暴露した球場職員がいたらしい。時代的にいうと、まさに日本に東京ドームが完成した直後ぐらいの頃だそうである。 東京ドームのモデルとなったドーム球場で実際に“ドームラン”が起きていたのだから、それなら東京ドームにも同じように“ドームラン”の噂が立つのは必然なのかもしれない。 ツインズも昨年の2010年シーズンより屋外の新球場・ターゲットフィールドに本拠地を移転し、“ドームラン”のあり得ない環境となった。空調操作ではなく自然の追い風を味方にして、西岡選手には活躍してほしいと、いち野球ファンとして祈っている。 もちろん我らがジャイアンツも、元々東京ドームに“ドームラン”はないけれど、猛打爆発で今年こそ日本一奪回を、いち巨人ファンとして祈っている。(「野球狂のアキバ系」伊藤博樹 山口敏太郎事務所)
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芸能ニュース 2011年01月24日 12時00分
釈由美子の額にも注目『隠密八百八町』
NHK土曜時代劇『隠密八百八町』の第3回「金の亡者たち」が、1月22日に放送された。正月時代劇『隠密秘帖』の主役・神谷庄左衛門の息子・又十郎(舘ひろし)を中心に結成された隠密組が悪事を暴く痛快時代劇である。 勧善懲悪型の分かりやすい時代劇ながら『水戸黄門』などと異なり、一話で話が完結せず、実質的な意味での連続ドラマになっている。『隠密八百八町』は正月時代劇の続編という設定で、正月時代劇から土曜時代劇への連作は初の試みである。舘ひろしは父子二代に渡って主演する。 舞台は『隠密秘帖』の34年後、第11代将軍・徳川家斉の大御所時代である。拝金主義が蔓延し、老中首座の水野忠成(前田吟)の専横や大奥の贅沢により、幕府財政は危機的状況に陥っていた。隠密組は又十郎、神谷家の元用人・喜八郎(津川雅彦)、浪人の木村源兵衛(池田努)、紅一点・おとき(釈由美子)、おときの弟・春之丞(宝海大空)からなる。今回が隠密組の初仕事で、材木問屋の政吉(螢雪次朗)襲撃事件を調査する。 注目は、やはり紅一点のおときである。演じる釈は、時代劇の連続ドラマは初挑戦である。普段の釈は前髪をおろしているが、時代劇では髪を上げるため、額が全開である。釈の額が見られる点でも貴重なドラマである。『水戸黄門』のような露骨なお色気シーンは公共放送では御法度だが、普段見えないものが見られるという点に色気を感じる。 おときは小太刀投げを得意とする大道芸人で、隠密組の中でも前線で活躍する。今回は材木問屋の木曽屋に女中として潜入した。釈はグラビアアイドル出身ながら、『修羅雪姫』や『銀幕版 スシ王子! 〜ニューヨークへ行く〜』などでのアクションシーンの評価が高い。今回の潜入では目立ったアクションはないものの、木曽屋の娘が投げた物を受け止めるなど、その片鱗を見せていた。 『隠密八百八町』は大河ドラマと並ぶNHKの時代劇枠・土曜時代劇の最後の番組になる。相次ぐ時代劇の縮小には、殺陣など時代劇に必要な動きを演じられる役者が少なくなったことが指摘される。『スシ王子』において釈は「アクションといえば釈由美子って思ってもらえるようになりたい」と語っていたが、時代劇でも才能の発揮を期待できる。(林田力)
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スポーツ 2011年01月24日 11時30分
キャンプイン直前情報『日本ハム』編 斎藤佑樹もいいけど、キーマンは中田翔?
日本ハムの救世主は、斎藤佑樹(22)ではなく、4季目の中田翔(21)と新外国人選手のマイカ・ホフマン(30)ではないだろうか。 「中田は最低でも100試合には出ないと…。昨季は首脳陣の温情もあり、開幕スタメンの座を射止め、本塁打も9本放ちました。レギュラー獲得の足掛かりを掴んだのだから、それをモノにしないと…」(球界関係者) 本数こそ少ないが、中田の本塁打は“飛躍を感じさせるもの”があった。シーズン中盤以降、オリックス・金子千尋、埼玉西武・涌井秀章、福岡ソフトバンク・和田毅といったエースクラスの投手から一発を放っている。 某在京球団スコアラーは「投手がその力量を測るため、意図的に甘いコースに投げたようだ」と客観的に分析していたが、彼らがその飛距離や打球の高さに驚いていたのも事実である。 その中田と新外国人選手・ホフマンが何故、キーマンなのか、それは、昨季は「打線の破壊力不足」に泣かされたからだ。 昨季の北海道日本ハムファイターズのチーム成績を振り返ってみると−−。 まず、日本ハムは『外国人野手』が出場していない。オール日本人打線でペナントレースを戦ったのは、1969年の東映フライヤーズ時代にまで逆上る(『プロ野球 全外国人助っ人大辞典』/東京堂出版を参考)。助っ人ナシの打線に故障者続出のアクシデントも重なり、チーム本塁打は一昨年の112本から91本に減少した。この数値はリーグワーストである。09年日本シリーズに駒を進めた日本ハム打線は『繋ぐ野球』だったので、4位転落の敗因は本塁打の減少だけではないが、チーム最多本塁打数が稲葉篤紀、小谷野栄一の16本では物足りない。昨季、20本塁打到達者が1人もいないチームは、パ・リーグでは日本ハムだけだ。12球団で見てみると、東京ヤクルト、広島東洋の計3球団。「横浜に移籍したスレッジが28本を放った」となると、相手投手に与える打線の脅威はやはり薄れたのではないだろうか。チーム総得点「612」はリーグ5位。優勝した一昨年は「689」(1位)である。 また、ペナントレース144試合をさらに見直してみると、本塁打が2本以上出た試合は、14勝2敗。1本でも、28勝18敗1分けと勝ち越していた。本塁打ゼロの試合は32勝47敗1分けだから、一発の脅威を秘めた中田、ホフパワーのバットが命運を握っていると言わざるを得ない。 メジャーリーグの選手名鑑等によれば、ホフマンはシーズン前半こそ打撃好調だが、「それを持続できない」とあった。 ホフマンが開幕ダッシュの『第一ロケット』となり、交流戦突入後に中田が…。打線に一発の脅威が加われば、日本ハムはペナントレースの主導権を握れる−−。(スポーツライター・飯山満)
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芸能ニュース 2011年01月24日 11時30分
【ドラマの見どころ!】 えなりかずきピンチ!最終シリーズで噴出したジャニーズとの確執。『渡る世間は鬼ばかり』。
今日の【ドラマの見どころ!】は国民的人気ドラマ、橋田壽賀子センセイ脚本の『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)。あっと驚く四女・葉子(野村真美)41歳妊娠発覚やら、長女・弥生(長山藍子)の息子・武志(岩渕健)が浜松から戻った早々、他に女が出来たからと妻子を放り出したり、とんでもない局面を迎えている最終シリーズ。何と我らが眞(シン)ちゃんに、思わぬ恋のライバル(ジャニーズJr.)が出現!どうする眞ちゃん、どうする?えなりかずき。 誕生から20周年、岡倉大吉とその5人の娘たちの「家族の姿」を見守ってきたこのドラマ、長年のテーマだったヨメ・姑問題は一応カタがついてきた。次女・五月(泉ピン子)の姑キミ(赤木春恵)はアメリカの老人ホームで余生を送り、ネットで餃子販売を始めた久子(沢田雅美)と邦子(東てる美)の小姑たちも商売が好調。五女・長子(藤田朋子)の姑で元助産師の常子(京唄子)は、自ら近所の老人たちを見舞い人気者になり、神林(愛川欽也)の死のショックから復活。長子は安心して「おかくら」で働けるようになった。 そんな今シリーズ、五月の最大の悩みは、息子・眞(えなりかずき)の結婚問題。五月は、眞の恋人で中国へ行っていた貴子(清水由紀)が、病気の父・道隆(武岡淳一)と帰ってきている事を知って、貴子が父を看病しながら「おかくら」でバイトできるように手配。そこまでは良かったが、意気揚揚と貴子の家に行った眞は、「おかくら」の板前で友人である壮太(長谷川純)が、貴子の父のリハビリを手伝っている姿を見て愕然とする、将来自分の「義理の父親」になる人だからと、仕事を放り出して、貴子の父のリハビリを手伝うと言い出し…。 偶然にも自分の父親と同じ病気だった貴子の父のリハビリを買って出てた壮太。事務方の眞と違い、板前なので体力もあり(壮太を演じる長谷川はジャニーズなので)顔もカッコイイ。「このままでは貴子を壮太に取られる!」と、眞役のえなりかずきが奮闘。えなりくんの恋とプライドの炎がメラメラ燃え上がっているの。 そんな眞の気持ちを察した貴子も少しは眞の気持ちを受け入れるんだけど、眞のリハビリはぎこちなく、お父さんも迷惑顔。父や祖父・岡倉大吉にまで反対されてボロボロになった眞ちゃんはちょっとかわいそうな状態に。(以下次週) それにしても橋田先生、最終シリーズはやさしい家族の話にしたいって言ってたけど、とにかく眞も貴子も壮太もみんなやさしい。若い3人が一生懸命お父さんのリハビリをやろうとしているの。今の時代、介護を若者が買って出る事なんて滅多にないのに、いくらなんでもファンタジーすぎやしないかしら。行く先々が鬼ばっかりの「渡鬼」ラストシリーズでこんなほんわかした展開になるなんて、夢にも思わなかったわ。(チャッピー)