-
トレンド 2014年07月28日 11時45分
北はるか 警察官に怪しまれて職務質問をされるんですよ!
168cmの長身に、透き通るような真っ白い肌が眩しい「きたはる」こと北はるかが、待望の1stDVD『はつはる』(ラインコミュニケーションズ)の発売を記念したイベントが、27日、都内で行われた。 デビュー作となる今作品は、グアムで3月に撮影が行われた。まず初めての撮影はどうだったか聞いてみると「緊張しましたけど楽しかったです」と落ち着いた感じで話してくれた。しかも今回の撮影では、今までに着たことのないような小さい水着やセクシーな下着を着ているシーンも多くあり、デビュー作にも関わらず、大胆な姿をたくさん見せてくれている。「胸をストールみたので隠しているだけのY字型の水着を着たのですけど、これは着ていて不思議な感じがしましたよ。大胆すぎて最初は恥ずかしかったけど、次第に大丈夫になりました」と話してくれた。 セクシーなシーンが話題になりそうなデビュー作だが、もし次にDVDを出すとしたらどうなのか聞いてみると、意外にもセクシー路線とは逆のことを考えている。「コスプレとかしたいですね。どこかの定員さんとの制服を着てみたいです」とまさかのコスプレ願望があることが発覚した。 聞けば聞くほど興味深いことが多いはるかちゃんだが、肌の白さにも注目だ。「日中はあまり外に出ないようにしています。趣味が散歩なので、出歩くのは夜にするようにしています。でもいつも足早に歩いているので、いつも警察官に怪しまれて職務質問をされるんですよ。だから常に身分証明書は持ち歩くようにしています」と話してくれた。まさかの職務質問の常連だった。グラビアアイドルでは、おそらく初めてのことだと思うので、このエピソードだけで今後も注目を浴びる予感もする。爆弾発言の後には「初めてのDVDで緊張しましたけど、私的にはいい感じで仕上がったので見て下さい」としっかりアピールした。
-
トレンド 2014年07月28日 11時45分
清水ゆう子 人妻ですけど初恋の人に会いに行きます!
かつて『日テレジェニック2009』に選ばれ、以降グラビアでも注目の清水ゆう子が、8枚目となるDVD『Sensations』(GRAVISION)の発売を記念したイベントが、27日、都内で行われた。 撮影は春頃に宮古島で行われた。今まで沖縄での撮影は多かったそうだが、宮古島のロケは初めてで、ロケーションも良くかなりタカまりながら撮影に挑んだという。 そんなハイテンションの中で行われたDVDの設定について聞いてみると「今回は何と私が人妻という設定になっているんですよ。良く見ると左手の薬指に結婚指輪をしています。まずはここをチェックして欲しいです」と話した。人妻と聞いて集まった報道陣も妙にテンションが上がり気になる内容について聞いてみた。「人妻ですけど初恋の人に会いに行くというちょっと危ない設定になっています。なのでいつもの私より大人っぽい感じになっているので、そういうところも楽しみにして見てもらいたいです」と語った。 ちょっと危険なシーンも多い予感もするので、ゆう子ちゃん的に必見のシーンについて聞いてみると「車の中のシーンがありまして、ここはいいですよ。淫らな感じで洋服がはだけていくシーンなんですよ。ここはかなりの見どころなので、見逃さないで欲しいです」と説明した。設定が人妻ということで、全体的に大人のセクシーさが全面的に出て、さらに危険な空気も漂っているので、興奮度も高そうなので、ゆう子ちゃんファンのみならず見て損は無い作品ではないかと思う。 最後にこの夏の予定なんかを聞いてみると「とにかく夏らしいことをたくさんしたいですね。バーベキューとかしたり花火大会とかにも行きたいです。何より浴衣を着たいです」とDVDのセクシーさとは裏腹に、普通の女の子のような夏を過ごしたいと話してくれた。
-
社会 2014年07月28日 11時45分
「同級生のパンティ見たかった!」 京都の男子高校生が教室内で女子のスカート内を盗撮
京都府警右京署は7月24日、高校の教室内で女子同級生のスカート内を盗撮したとして、京都府迷惑行為防止条例違反(盗撮)の疑いで、京都市伏見区の高校3年の男子生徒(17)を書類送検した。 書類送検容疑は、6月24日午後3時15分〜25分の間、市内の高校の教室で、同じクラスの女子生徒(17)のスカート内を、スマートフォン(多機能携帯電話)で撮影した疑い。 同署によると、男子生徒は休憩時間中に、自分の席の横の通路にかばんを置き、女子生徒がまたいだ際に、スマホを差し出して撮影した。撮影音を消すアプリを使っており、シャッター音は鳴らなかった。 少女は盗撮されたことに気付かなかったが、少年の不審な動きに気付いた別の男子生徒2人がスマホを取り上げ、担任の教諭に報告して発覚。学校側はその日の夜に、同署に申告していた。 男子生徒は調べに対し、「ふだん、見ることができないパンティを見たかった。インターネットの投稿サイトにあるような盗撮画像が撮れないかと思ってやった」などと供述し、容疑を認めているという。 京都府では3月に、宇治市の中学校教員が授業中に女子生徒のスカート内を盗撮する事件も起きたが、学校内での盗撮行為は当時の府条例で規制する「公共の場所または公共の乗り物」に含まれず、条例違反容疑で立件できなかったケースがある。 府議会本会議では3月、府迷惑行為防止条例を一部改正する関連議案が可決。盗撮を禁じるスペースは、誰でも出入りできる商業施設や駅、電車、バスの中などに限定されていたが、全国で初めて、それを学校、職場、病院、学習塾などの「公衆の目に触れるような場所」にも拡大し、4月から施行された。今回、新条例施行後、初の摘発となった。(蔵元英二)
-
-
芸能 2014年07月27日 20時00分
綾瀬はるか おっぱい星人・明石家さんまに捧げる巨乳ナマ出し
巨乳・綾瀬はるか(29)が、明石家さんま(59)への「おっぱい見せ」を決意したという。7月5日に放送された、さんまのラジオ番組『MBSヤングタウン土曜日』で綾瀬自ら気になる発言をしたのだ。 「この日は、7月1日にむかえたさんまの59歳誕生日を番組内で祝いました。綾瀬が録音で祝福メッセージを寄せたのですが、その中で『なかなかおっぱいを見せられないのでごめんなさい!』と笑いながら明るく話したのです。さんまに対し、はるパイをまだ見せていないことを謝罪したというわけ」(芸能記者) 実は、さんまと綾瀬、「おっぱい鑑賞」の約束をしていたとされている。'09年公開の綾瀬主演映画『おっぱいバレー』がきっかけだ。 「さんまがこれまでテレビで明かした話によると、さんまは公開当時、映画を見るよう頼んできた綾瀬に対し『俺が金を払って“おっぱいバレー”を見に行ったら、おっぱい見せてくれるな』と要望。綾瀬は『おっぱいを見せる』と約束したといいます。綾瀬のこの日の謝罪は、この約束を果たしていないことを気にしていたのです」(同) 綾瀬ほどの女優が「おっぱい見せ約束」を果たしていないことを気にするとは、さんまも罪作りだ。 「綾瀬は最近、周囲に『さんまさん、番組終了で落ち込んでたらかわいそうだから、私のおっぱい見せてあげようかな』と半分冗談、半分本気で話していたようです」(芸能プロ関係者) 綾瀬が話していたとされる、番組終了による落ち込みとは、'92年から22年間放送されている『さんまのSUPERからくりTV』(TBS)の9月終了が7月8日に発表されたこと。 「さんまは突然の打ち切りに、激怒しているとも報じられています。綾瀬は、番組終了だけでなく、最近AV女優や女社長らと次々写真誌に撮られ、ハメられているように見えるさんまのことをかなり気づかっていたようで、録音の中でも『週刊誌で最近さんまさんのネタを目にすることが多いんですけど大丈夫ですか?』とも心パイしていた。綾瀬は、さんまを元気づけるため、いよいよ約束を果たし、極秘おっぱい露出に踏み切る可能性が濃厚です」(同) 綾瀬も来年3月で30歳。当初88センチと伝えられていたおっぱいは、熟しきっているという。 「最近では薄手のシャツのボタンがはち切れそうなくらい巨乳化しており、確実に90センチは突破しているメロン乳。生はるパイにさんまも大興奮必至でしょう」(民放ディレクター) 綾瀬は、5月公開の映画『万能鑑定士Q』で主演し、来夏公開予定の映画『海街diary』ではFカップ乳・長澤まさみ(27)と“巨乳共演”するなど活躍中だ。 「数年前には大沢たかおとの熱愛が噂されるなど、綾瀬は明らかな年上キラー。長寿番組打ち切りや、相次ぐハニートラップ女の出現で心身ともに疲労しているさんまが、“おっぱい目撃”を機に、綾瀬と急接近する可能性も十分。30歳差カップル誕生も大アリ」(同) さんまが羨まし〜。
-
芸能 2014年07月27日 20時00分
詐欺で裁判沙汰のビートきよし 刑事事件に発展か?
ビートたけし(66)と『ツービート』で漫才ブームを牽引したビートきよし(64)に約1500万円を騙し取られたとして、横浜の建設会社の元社長A氏が損害賠償を求めた民事裁判が続いている。 A氏の話では、きよしがA氏に「ごみ処理機でボロ儲けできる権利がある。厚生労働省がまもなく認可するので、儲けは間違いない」と持ちかけた。その際に、A氏はきよしに「機械を販売するには会社が必要」と言われ、経費で新会社を起こした。 その会社で機械を扱うことにするのだが、さらに「この機械の権利を取るのに1500万円が必要」と、持ちかけられ、A氏は新会社に1500万円を投資する。A氏はここが詐欺だと主張する。 機械の販売権利を持っていたB氏(きよしと同じ詐欺罪の被告)は、当初きよしに「300万円を用意して下さい。それで権利が取れる」と話していた。しかし、B氏がA氏に要求した額は1500万円。B氏はきよしに言われるがままだったという。きよしを信じていたA氏は1500万円を支払い、その金はその日のうちに分配された。 B氏は1500万円の内訳を、「受け取ったその晩にお金が分けられました。きよしさんときよしさんの愛人が住むマンションに集まり、僕には300万円、きよしさんが1100万円、愛人が100万円。なぜか愛人にも金が渡りました」とA氏に説明している。すでに口頭弁論は行われているが、きよしは出廷していない。双方の主張はいまだに平行線のままだ。 A氏ときよしは、きよし主催のゴルフコンペで知り合った。きよしがスポンサーを求めて始まった交際だったが、その関係も長くは続かなかった。A氏は2度きよしに内容証明を送っている。最初は「ちゃんと返す」という返事だったが、だんだんと返事が遠のき「会社の失敗。会社に投資したのはAさんだ」と発言するようになり、二人の仲はこじれ、信頼関係が壊れた。 こうして、当初は「話し合って、相談してくれればね。知り合った仲ですから」と話していたA氏の怒りが爆発して、訴訟になった。 「それ以外にもだいぶ投資しました。きよしが必要だと言うからね。それはタニマチと言われればしょうがない。でも、詐欺と開き直りだけは許せない」とA氏は憤る。 被告になったきよしは、代理人を通して答弁書を送っている。もちろん内容は「否認」、「不知」、「反論は次回期日提出の準備書面で」という言葉が並んでおり、全面対決の構えだ。 「横浜や生まれ故郷の山形には、きよしに金を貸してる人はいっぱいいるよ。300万円とか少額だから我慢してるけど、1000万円を超えたらAさんみたいな人が一杯出て来る。仕事していないし、収入が無いんだから当然だよ」(きよしの芸人仲間) この民事裁判に判決如何では、刑事事件に発展する可能性もある。女性週刊誌記者は「取材したけど、きよしさんの周りには、危ない人ばかり。この裁判で、きよしさんに勝ち目は無いかもね」というが、きよしの強気は消えない。裁判の行方に注目したい。
-
-
芸能 2014年07月27日 19時00分
ゲスト出演年間1000本超も近いカンニング竹山のモテ度が上昇中
芸能界で知る人ぞ知る“超売れっ子”と評判になっているのが、ピン芸人のカンニング竹山(43)だ。数多くの冠番組を持つ売れっ子芸能人自らが、揃いも揃って竹山を必ずゲストに指名するのだ。 「実は、各局のバラエティー番組をチェックして不思議な事実が判明した。芸人枠で最多の本数を誇るのが竹山なんです。5月だけでも30本。昨年一年で計1000本近い番組にゲストとして出演していた。年収は5000万円オーバーですよ」(関係者) 竹山を指名することで知られているのが、ロンブー淳、くりぃむしちゅーの有田哲平、有吉弘行、アンタッチャブル山崎弘也、爆笑問題の田中裕二、とんねるずの石橋貴明、ダウンタウンの松本人志、マツコ・デラックス、ネプチューンの堀内健、雨上がり決死隊の宮迫博之らだ。 そのモテ具合の秘密を、数々の番組を抱える売れっ子放送作家が暴露する。 「イジリやすいんです。しかも、イジった芸人が想定した通りの動きや発言を間違いなくしてくれる。お笑い界ではその確実さから“爆笑装置”とさえ呼ばれている。しかも性格がよく、翌日に仕事が入っていても『相談があるんだけど…』と言うと、自分のことは二の次で付き合ってくれる。おまけに、自分で冠番組を持ちたいという欲求がない」 竹山を愛して止まない芸人を、テレビ界では“竹山派”と呼ばれているという。 「竹山派には売れっ子芸能人が数多くいる。キャスティングする際、スケジュールを理由に断られても『竹山さんも出ますが…』と言うと、一転して出演がOKになるパターンが多いんです」(事情通) '14年度はゲスト出演1000本超えが確実視される竹山。年収1億円超えも目前か?
-
社会 2014年07月27日 16時00分
3億円搾取した三菱製鋼元社員の豪遊
「山さんシャンパン開けていい?」「50万円のシャンパン、いいよいけよ」 そんなノリで、若いホステスに囲まれた中年の会社員の男は、金額にも動ぜず鷹揚に頷いて見せたという。 「東京都足立区のJR北千住駅に近いキャバクラでは、数年前からこうした光景が頻繁にみられていた。男は細身の身体に高級スーツをまとい、ホステスたちと興じるカラオケは、なかなかの美声だったといいます」(地元記者) 会社のクレジットカードを不正使用したとして、6月末に詐欺容疑で逮捕されたこの男、大手鉄鋼メーカー『三菱製鋼』の元社員・山本英成容疑者(45)の呆れたカネの使い道が明らかになりつつある。 「山本容疑者は'06年7月に三菱製鋼から総務担当部長として子会社に出向。社員が接待や出張に使う法人契約のクレジットカード(コーポレートカード)の管理と決済を一手に担当していたのですが、退職者から返却された複数枚のカードを廃棄せずに不正に使用していたのです。その額は、'12年までの6年間で約3億円にも上ったとされています」(全国紙社会部記者) 山本容疑者は行きつけの店4〜5軒に毎日のように現れては、札束をバラ撒くように使い込んでいたという。 「お気に入りのホステスと同伴する際には高級ブランド品をプレゼントし、借金の肩代わりまでしていたそうです。警察の調べで、わかっているだけでもキャバクラでの飲食代に約2800万円、ホステスへのプレゼント代に約3500万円が確認され、加えて新幹線の回数券約1億4500万円分を購入、換金していることもわかっています」(同) 不正発覚後は、逮捕されるまで個室ビデオ店でアルバイトで細々生計を立てていたという山本容疑者。豪遊に溺れた代償は大きかった。
-
スポーツ 2014年07月27日 15時00分
信用できるのは自分の眼だけ 落合GMがスカウトの概念を変えるか?
「自分の眼で見たものしか信用しない」 落合博満中日GM(60)はそう主張し、全国行脚しているという。目的はスカウティングだ。スカウトの報告を疑っているのではない。「自身の眼で直接確かめる」とし、隠密行動を続けているのだ。 「セ5球団は『谷繁政権は落合GMのカラーが采配にも色濃く反映される』と読んでいました。しかし、大方の予想を裏切り、落合GMは球場には全く顔を出していません」(ベテラン記者) 阪神の中村勝広、DeNAの高田繁、北海道日本ハムの山田正雄など、他球団のゼネラルマネージャーが存在感を示すのは外国人選手の獲得やトレードをまとめたときだ。しかし、落合GMは違う。ドラフト候補の視察を続けているものの、そのスケジュールは中日関係者も把握していない。 「昨季、日本一になった楽天でさえ、スカウトの人数を減らそうとしています。情報化の進む昨今、『隠し球』と称される無名の逸材はいないし、ドラフト会議の一位指名以外はウエーバー制なので、指名してしまえば交渉の仕様はいくらでもある」(球界関係者) 逆指名制ではないので、スカウトが特定選手に密着する必要性もなくなった。しかし、落合GMの全国行脚には、昨年の“沖縄事件”の教訓も影響しているのかもしれない。 「アレは、2、3年のうちに絶対にローテーション投手になるね」 イースタンリーグ首脳陣が地団駄を踏みながら、その将来性を認めている新人投手が巨人の二軍にいる。ドラフト5位指名の平良拳太郎(19)だ。平良は人口約900人の沖縄県今帰仁村の出身。「好投手がいる」という情報は12球団がキャッチしていたが、巨人以外のスカウトは昨夏の沖縄県大会での平良を視察していない。 「スカウトは地区別の担当制になっており、トーナメント表を見て勝敗を予想し、視察スケジュールを組みます。平良君のいた北山高校は、当然勝ち上がる予想していたんですが」(在京球団スカウト) そんな予想を裏切り、平良の北山高校は延長戦の末に初戦で敗れてしまった。当時の平良に対する評価は「育成枠で指名」というのが大半で、直接視察した巨人だけが支配下枠に繰り上げたというわけだ。 「オリックスが1位指名した吉田一将は名門・青森山田の出身ですが、高校時代は補欠でした。進学先の日本大学は当時、二部に低迷しており、社会人のJR東日本で才能が開花しました」(前出関係者) 吉田の例だけではなく、大学、社会人で鍛えられたからこそ、プロ野球選手に成長できたケースもある。 一般論として、夏の甲子園大会が始まるころには、全球団ともお目当ての選手に対する調査は終えている。この時期の視察は“確認”にすぎないが、指名するか否かのボーダーライン上にいる選手に関しては、正しく評価されていないのが現実だ。落合GMの隠密視察が、プロ野球界のスカウティングを変えるかもしれない。
-
社会 2014年07月27日 13時00分
JOCの猛反発で宙に浮くスポーツ庁
東京五輪開催を受け、政府が来春にも創設を予定しているスポーツ行政を一元的に担う『スポーツ庁』の準備が暗礁に乗り上げている。 現在、スポーツ行政の所管は五輪が文科省、パラリンピックは厚生労働省と分かれており、支援強化の観点から一本化を求める声が強かった。超党派のスポーツ議連が立ち上げたプロジェクトチーム(PT)の案は、来春、スポーツ庁を設置して傘下に新しい独立行政法人を置き、6年間で1000億にも及ぶ予算を投じるというもの。しかし、この配分にJOC(日本オリンピック委員会)が猛反発しているのだ。 「スポーツ庁設置で最も嬉しいのは選手ではなく官僚たちです。独立行政法人を設立すれば、天下り先を確保できる。しかし、これまで不明朗な会計が多かったJOCには任せられないという主張も、わからないではない」(スポーツ紙記者) 結局、JOCの利権に配慮した形で、PTの案は自ら会長を務める麻生太郎氏によって突き返されることとなった。 スポーツライターの織田淳太郎氏はこう語る。 「スポーツ庁設置というと好ましいことのように聞こえるが、中国、韓国のようにスポーツ振興によって国威発揚したい安倍首相の考えがミエミエ。しかし、中国などは5、6歳の子供がスポーツ漬けにされ、その弊害も大きいのです。JOCと役人の利権の奪い合いという視点もあるが、そもそもスポーツは気晴らしとか気散じ。参加することに意義がある五輪に、そこまで競い合うことはないと思いますがね」 いずれにせよ、利権の調整の解決なしにはスポーツ庁の設置は不可能。やはりそこにスポーツ精神を求めることは難しいようだ。
-
-
社会 2014年07月27日 12時00分
予算なし・機体劣化で撃墜マレーシア航空の次に危ない交際路線
2度にわたる事故で500人以上の乗客が不明となったマレーシア航空機。観光シーズンだけに海外旅行者を不安にさせる惨事だが、同じように乗客が危険に晒された状態の航空機は、海外に多く存在するという。 EUでは、「乗ってはいけない航空会社リスト」を公表している。リストアップされた航空会社は、欧州の飛行場を使うことはもちろん、領空内に入ることも禁じられている。 航空評論家の青木謙知氏が説明する。 「航空会社を管轄する国の監督が不十分なうえ、機体も定期的に整備を行っていない。しかも、先進諸国の航空会社が退役させた製造後30年以上の航空機を使用し続けていることが基準となっています。また、ハイジャック防止などのセキュリティーが不十分であることも問題となります」 リストには、295もの航空会社が並ぶ。アフガニスタン、アンゴラ、コンゴ、インドネシア、カザフスタン、キルギス、リベリア、モザンビーク、フィリピン、スーダン、北朝鮮、イラン、ガーナなど、アフリカとアジア各国の航空会社が多い。 「墜落事故の原因は、航空会社の経験不足でもあります。'12年、パキスタンのボジャ航空機がイスラマバード近郊の住宅街に墜落した事故では、操縦士がこの航路を飛んだことがなかった。しかも、墜落したボーイング737は、32年前に製造されたものだったのです」(外信部記者) また、飛行ルートに関しては、大手航空会社でも最も少ない燃料で飛べるコースを選ぶという。 「例えば、紛争地域の上空が最短ルートだったとしても、“ここは危ない”という航空情報があれば当然回避するが、あとは燃料の残量やコンピューターの出した条件を勘案して機長が決めるのです」(青木氏) 7月17日にウクライナ東部の上空で撃墜されたと見られるマレーシア航空機の航路は、燃料費増加を防ぐためのものだった、はたまた安全だと認識していたなど、さまざまな憶測が飛び交っている。世界各地で紛争が起きている今、他人事ではないのだ。