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スポーツ 2015年07月18日 12時00分
オールスター開催記念 特別企画 プロ野球「光」と「影」 オールスター戦を100倍楽しく観る方法(2)
■「ピッチャー イチロー」 '96年の第2戦【東京ドーム】で“ハプニング”が起こった。 7-3とパの勝利が確定的となった9回表、二死無走者でセの打席は松井秀喜(巨人)。するとパの仰木彬監督(オリックス)が、ファンサービスとばかりに同球団のイチローをマウンドに送ったので球場は大歓声。投球練習で144キロのストレートを投げ込み、ヤル気をみなぎらせた。 だが、真剣勝負を主張するセの野村克也監督(ヤクルト)は、「いろいろな考え方があるかもしれないが、格式の高いイベントを冒涜したと解釈した」と、代打に同球団の投手である高津臣吾を送り、結果はショートゴロに…。 多くのファンが期待した“夢の対決”は残念ながら実現しなかったが、今でもこの両監督の采配は賛否が渦巻いている。★試合結果=パ7-3セ■まさかのホームスチール! いろいろなパフォーマンスでファンを沸かせた新庄剛志(日本ハム)が、ここでも主役を演じたのが'04年の第2戦【長野】だった。 3回裏、先頭打者で二塁打を放った新庄は次打者の内野ゴロの間に三進。そして二死後、捕手・矢野輝弘(阪神)が投手・福原忍(阪神)に返球した瞬間、敢然とスタートを切り本塁へ頭から突っ込んでセーフ! “パフォーマンス男”による球宴史上初の単独本盗!試合も2-1でパが勝ち、2安打とこの本盗がモノをいって新庄はMVPを獲得しニコニコ顔。もちろんファンも大喜びだった。★試合結果=パ2-1セ■史上唯一のサイクルヒット '92年の第2戦【千葉マリン】で主役を演じたのが古田敦也(ヤクルト)。球宴史上ただ1人、サイクルヒットをやってのけたのだ。 この試合、古田は捕手で1番を打ったのだが、初回先頭打者として三塁打を放つと、3回にセンター前ヒット、5回に右翼席へホームラン、第4打席でライトフライに倒れたものの、9回に回ってきた最終打席に見事二塁打を放ち、サイクル達成! セが6-4で勝ち、MVPもゲットした。 賞品の他、もらった賞金は200万円とコミッショナー特別賞100万円。 「みんなから“狙え”と盛んに言われ、本当に打ててホッとした」 古田はうれし涙(?)でメガネを曇らせた。★試合結果=セ6-4パ
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アイドル 2015年07月18日 12時00分
【帰ってきたアイドル親衛隊】大人びた印象とは違ったファインダーの中の網浜直子
1984年「ミス・セブンティーンコンテスト」に松本典子とともにグランプリを獲得し、翌85年4月に映画「バローギャングBC」でスクリーンデビューを果たした網浜直子。同じく4月に「竹下涙話」でレコードデビューとなり、アイドル歌手としての活動も始まった。デビューは16歳だったのだが、ちょっとお姉さんっぽい大人の雰囲気を持っていたことから、これまでのアイドルと違ったタイプだったこともあり、注目度も高かった。 そんな網浜がインパクトを与えたのが、初出演となったドラマ『夏・体験物語』ではなかろうか。このドラマでは、すでに人気になっていた中山美穂との共演で話題になった。個人的には、少女隊が出演していて、さらに挿入歌が少女隊の「Bye-Byeガール」だったこともあって、当時は必死にこのドラマを見ていた。 自分の中ではかなり好きなドラマだったこともあって、撮影スタジオに出向くこともあった。ドラマの収録は歌番組などと違って、入り時間も出の時間もわからないので、ヤマを張って行くしかなかった。しかも誰がいるのかわからない状態なので、出待ちはギャンブルそのもので、かなり厳しかった記憶がある。こんなギャンブルに挑んだ私は、2時間くらい待ったところで「夏・体験物語」の出演者でもある塩沢ときに遭遇。ここで塩沢さんと出会うのは想定外だったが、何故か「会えて嬉しいです。応援していますよ」とかその場の勢いで言ってしまった。 塩沢さんが帰った後、そんなに時間が経たないうちに、中山と網浜が2人でスタジオから出てきたのだ。まさかの状況に気が動転してしまったが、慌ててカメラを取り出し写真を撮らせてもらった。これまでに中山美穂は何度か会っていたので、そんな緊張もなかったのだが、網浜は正真正銘の初対面だったこともあり、かなりの緊張で近づいてみた。カメラを構えるとしっかりポーズを取ってくれて、笑顔で応えてくれた。しかも車に乗り込んだ後まで、ずっとファンサービスをしてくれる徹底ぶりで、今まで私が抱いたイメージを良い意味で覆してくれた。 この出待ちをキッカケに網浜は私にとって気になる存在になったのだが、会える機会があまり無く、悶々とした気持ちが続いていた。アイドル歌手として84年にデビューをして、約2年で7枚のシングルレコードを発売していたのだが、新曲キャンペーンもあまり無く、さらに当時はアイドルが出演する公開収録番組がたくさんあったのだが、網浜が出演する機会があまり無かったため、会えた回数は数えるほどだった。逆に歌番組の出演などは少なかったが、ドラマや映画の出演が多かったこともあり、テレビではかなり見ていた。 しかし、このまま会えないままは嫌だったので、どこか会える場所が無いか探していた矢先に見つけたのが、1986年11月に神宮球場で開催されたヤクルトスワローズファン感謝デーというイベント。網浜がゲストとして出演することがわかった。86年といえば、私が応援している広島カープがリーグ優勝を果たした年である。広島ファンとしては他球団のイベントに参加するのは心苦しかったけど、好きなアイドルを見るためだったら仕方ないことなので、そこは割り切って行くことにした。ちなみにこの年のヤクルトは6位であり、当時の中心選手はピッチャーが尾花高夫、高野光、荒木大輔、野手ではレオン・リー、杉浦亨という面々だった。広島カープファンではあるが、目の前で投げている荒井大輔やフルスイングのバッティングを見せてくれた杉浦亨を見て興奮してしまった。 話しは横道に逸れてしまったが、そんな異空間で歌ってくれるのが、網浜である。紺のロングドレスで登場した網浜は、その場の空気をガラッと変えてくれた。1曲だけの披露だったが、そこには網浜ワールドが確実に広がっていた。歌唱後には、ベンチ前にいた網浜のところに急いで行き、ネット越しで会話をさせてもらい、これが本当に楽しかった。私はこの現場を最後に網浜と会うことは無くなってしまったが、私にとって最高の思い出になっている。 98年にはモノマネタレントの三四六と結婚して、現在は2児の母となっている。最近はタレント活動をしている様子は無いが、できるなら現在の元気な姿を当時のファンにも見せてもらいたいものだ。もし実際に会える機会ができるならば、当時を振り返った思い出話なんかもしてみたい。果たしてそんな日は来るのだろうか? いや来て欲しいです。(ブレーメン大島=毎週土曜日に掲載)【ブレーメン大島】 小学生の頃からアイドル現場に通い、高校時代は『夕やけニャンニャン』に素人ながらレギュラーで出演。同番組の「夕ニャン大相撲」では元レスリング部のテクニックを駆使して、暴れまわった。高校卒業後は芸人、プロレスのリングアナウンサー、放送作家として活動。現在は「プロのアイドルヲタク」としてアイドルをメインに取材するほか、かつて広島カープの応援団にも所属していたほどの熱狂的ファンとしての顔や、自称日本で唯一の盆踊りヲタとしの顔を持つことから、全国を飛び回る生活を送っている。最近、気になるアイドルはNMB48の三田麻央。
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スポーツ 2015年07月18日 10時00分
オールスター開催記念 特別企画 プロ野球「光」と「影」 オールスター戦を100倍楽しく観る方法(1)
■圧巻の9連続奪三振! 球宴史上最高のパフォーマンスといえば、伝説となっている江夏豊(阪神)の9連続奪三振だろう。 1971年の第1戦【西宮】1回裏から3回裏までに奪ったもので“餌食”になったのは有藤通世(ロッテ)、基満男(西鉄)、長池徳二(阪急)、江藤愼一(ロッテ)、土井正博(近鉄)、東田正義(西鉄)、阪本敏三(阪急)、岡村浩二(阪急)、加藤秀司(阪急)の9人。 江夏は、9人目の加藤がカウント1-1からバックネット寄りにファウルフライを打ち上げると、捕手・田淵幸一(阪神)に「追うな!」と叫んだ。そして、4球目の外角ストレートで見事に加藤のバットに空を切らせ、大記録を達成した。投球数は41で1人当たり4.5球だった。 ちなみに、その大記録のおかげで、江夏自身が2回表に米田哲也(阪急)から3ランホーマーを放ったこと、パの打撃陣がセの投手陣にノーヒットノーランを喰らってしまったことは意外と知られていない。★試合結果=セ5-0パ■あの大記録、再現なるか… 江夏(阪神)の9連続奪三振という大記録から13年たった'84年の第3戦【ナゴヤ】で、江川卓(巨人)が「あと1人」という8連続奪三振を記録した。 4回から二番手として登板した江川は、最初の打者、2番の福本豊から蓑田浩二、ブーマー(以上阪急)、栗橋茂(近鉄)、落合博満(ロッテ)、石毛宏典(西武)、伊東勤(西武)、そして代打のクルーズ(日ハム)と8人をメッタ斬り。そして、あと1人での大記録達成という9人目の大石大二郎(近鉄)を、ストレート2球であっという間に追い込んだ。これを見て誰もが「9連続奪三振達成」間違いなしと思った。 しかし、江川が投げた3球目は、三冠王の落合から「表示された147キロという数字よりも実際の方が速かった。今、日本で一番速い投手」と絶賛された直球ではなく、なぜかカーブ。それを大石にちょこんと当てられセカンドゴロ…。夢の大記録は泡と消えた。★試合結果=セ4-1パ■代打逆転サヨナラ本塁打! '74年の第1戦【後楽園】だった。2-1とセが1点リードで迎えた9回裏、パが一死一塁と同点の走者を出した。ここで野村克也監督(南海)が代打に指名したのが、通算27本の代打本塁打を記録し、“代打男”と称された高井保弘(阪急)。 高井は期待に応えて、見事に松岡弘(ヤクルト)から劇的な逆転サヨナラホームランを放った。まさに“代打男”の本領発揮! 球宴史上唯一の代打逆転サヨナラ本塁打であった。★試合結果=パ3-2セ
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レジャー 2015年07月17日 17時40分
マレーシアC(1600万下、中京芝2000メートル、18日)藤川京子のクロスカウンター予想!
中京11R、マレーシアCは◎イサベルが3連勝で勢いに乗ります。 1000万を連勝中。前々走のオーストラリアTは、出遅れましたが焦らず後方で脚をタメ、前とは差がありましたけど直線ではグイグイ伸びて抜け出し快勝。上がり3ハロンは33秒3で、勝ちタイム1分44秒9も優秀。最後は余裕がありましたからたいしたものです。そして、前走の三田特別も順当勝ち。2200メートルもこなし、2分12秒1の時計もこのクラスでは速い。55キロも問題にしていません。ここ2戦はメンバー最速の上がりを使っており、立て直してからは硬さが取れ柔軟性のある走り。時計の裏づけもあり良血が開花したかのよう。 出脚が遅いですが、中京で直線は十分だし立ち回りも器用です。ただ末脚を生かすので道悪が心配ですが、ある程度の位置でも競馬はできますから奥の深い走りに期待します。(1)イサベル(7)アズマシャトル(9)エーシンハクリュー(3)マローブルー(17)ライズトゥフェイム(8)リヤンドファミユ(2)エアアンセム馬単 (1)(7) (1)(9) (1)(3)3連単 (1)-(7)(9)(3)(17)(8)(2)イサベル 1頭軸マルチ※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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レジャー 2015年07月17日 17時00分
キャバ嬢の恋あるある(8) 〜セックス依存症のヒロミ〜
宮崎ヒロミ(仮名・20) 私…寂しくなってしまうと、すぐ男性に頼ってしまうのです。 お客さんだったり、男友達だったり…体だけの関係の人が多いです。彼氏は欲しいですが、一人だけの人に満足できない気がするし、浮気されたりすると嫌だし…いろいろ考えると作ろうとは思えません。 男性といると、すごく満たされます。体もこころも…私セックス依存症なのでしょうか。取材、イラスト 若林あんじゅ
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芸能ネタ 2015年07月17日 16時00分
華原朋美が語った「今、好きな人がいます」
華原朋美(40)が先日、関西テレビの情報バラエティー番組『マルコポロリ!』に出演。現在、意中の男性がいることと過去のわがままぶりを告白した。 結婚について聞かれた華原は「今年の8月で41歳になるので、年内には結婚したいですね」と話し、相手は?」と問われると「大丈夫ですよ。今、好きな人がいるんで」とニッコリ。「業界関係者?」との追及には「全然、違う人です。もうね、やめたの。そういう芸能人とか。普通の人です」と語った。 しかし、どこで知り合ったかについては「それ以上は言わないです」とピシャリ。ただ、相手の年頃は「年上です」。見た目は「普通の人です」と打ち明けた。 理想の結婚生活について質問されると「私のイメージって、もう大好きだからずっとそばにいてっていうイメージがあるみたいなんですけど、全くそれはなくて、大人になったんですよ、私も」と語り、「昔はそうだったんですか」との問いには、「今までは一緒にすぐ住んじゃうし、ずっと一緒がよかったし、見る映画とかもいつも一緒でとか。一緒っていうことがウザくなってきた、最近」と語った。 また、今だから言える懺悔したい相手という質問には、「デビューしてすぐ素晴らしいスタッフに恵まれて、ぶち当たった壁は大人たちがよけてくれた。それがエスカレートして、何でも周りの人がやってくれるというふうになって、自分がわがままになっていった。例えば“コンビニに売っているパン全部買ってきて”とか、出前するラーメン屋じゃないのに“交渉してこの器にラーメンを入れて持って帰ってきて”とか」とわがまま時代を振り返り、反省の表情を見せた。 今年デビュー20周年の朋ちゃん。いろんな経験を積んでずいぶん大人になったようだが、意中の“普通の人”が気になるところだ。
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アイドル 2015年07月17日 15時55分
東京パフォーマンスドール 初披露曲満載の「ダンスサミット ネイキッド」開幕
9人組ダンス&ボーカルグループ・東京パフォーマンスドール(通称:TPD)の自主ライブ公演『東京パフォーマンスドール@CBGKシブゲキ!! 〜ダンスサミット ネイキッド2015夏〜』が、2015年7月16日(木)に開幕した。 本公演の第1クール(7/16〜7/19)の内容は、事前に公式サイトにて一部曲目や参加クリエーターなどが発表されていたが、先代TPDのカバー曲だけでなく、オリジナル曲も含め初披露曲満載のラインナップとなっていた。 メンバーの高嶋菜七が「とにかくネイキッドが始まるのを楽しみにしていて、早く皆さんに披露して一緒にライブを作りたい!」と意気込んでいたように、オープニングより全力パフォーマンスで会場を盛り上げる。中盤には先代TPDカバー曲「BEGIN THE 綺麗」「月に吠える」などのユニット曲や、弾けまくるナンバー「FIRE」など初披露曲を織り交ぜて、メンバーの新たな一面を垣間見せた。 後半からは更にギアを上げた怒涛の激しいナンバーでたたみかけた。CBGKシブゲキ!!は、近距離でメンバーの顔や足先までしっかり確認できる会場のため、パワーみなぎる熱量をより体感できる。この後も8/9まで3つのクールにわたりライブ展開していく。新曲や先代TPD初カバー曲なども増えていく予定。当日券情報などは、TPD公式ツイッターで随時案内される。 また、9月12日にshibuya duoにて『東京パフォーマンスドール〜ダンスサミットネイキッド2015夏 SP〜』が開催されることが発表された。■東京パフォーマンスドール関連リンク公式サイト:http://tpd-web.com/ 公式 LINE(メンバー):https://line.me/ti/p/%40tpd_official公式Twitter:https://twitter.com/TPD_official
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芸能ネタ 2015年07月17日 15時30分
元ミス日本ネイチャーの肩書きをもつ大型新人 関西テレビ・竹上萌奈アナがデビューへ
各局に今春入社したアナウンサーたちも、そろそろ研修を終えて、現場に出る時期となった。 そんななか、関西に2013ミス日本ネイチャーの肩書きをもつ大型新人が存在する。それは、関西テレビ(フジテレビ系)の新人アナ・竹上萌奈(たけがみ・もえな)アナだ。 まるで、アイドルのような名前の竹上アナは群馬県高崎市生まれで、慶應義塾大学出身。同大在学時には2013ミス日本コンテストに出場し、ミス日本ネイチャーを受賞した経歴をもつ。ミスキャンパスに選ばれたことがある女子アナは少なくないが、ミス日本で賞を受けた経験がある女子アナは珍しい。 竹上アナのデビューの舞台となるのは、朝の情報番組「よ〜いドン!」(月〜金曜午前9時50分〜11時15分)で、7月20日に同期の竹崎由佳アナとともに出演し、お天気コーナーを担当。同27日〜31日には単独でお天気コーナーに出演する。 女子アナ・ウォッチャーのA氏によると、「ミス日本コンテストとなると、水着審査もあるわけですが、竹上アナは身長167センチで、かなりスレンダーな清楚系美人。バストは小さめで推定Bカップの美乳。名前通り、“萌え系”のルックスで、人気が出そうなタイプです」と語る。 残念ながら、関西ローカルの女子アナとあって、他の地域で、その姿を目にすることはできないが、関西テレビにも、「にじいろジーン」など全国ネット放送の番組もある。一日も早く、竹上アナが一人前になって、全国ネット番組に起用されるのを願うばかりだ。(坂本太郎)
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レジャー 2015年07月17日 15時30分
橋本千春の勝馬ピックアップ!(7/18) 安達太良S 他
2回福島競馬5日目(7月18日土曜日)予想・橋本 千春☆福島11R「安達太良ステークス」(ダ1700メートル)◎8ロワジャルダン○13クライスマイル▲15トミケンユークアイ△9ブラインドサイド、10イースターパレード 千さん「先週はケイアイチョウサン(阿武隈S2着)で3連単的中(4万7750円)おめでとうございました。そして、回転寿司ゴチになりました。次は、焼き肉食べ放題お願いします」 春さん「任せろよ。安達太良Sは猪苗代特別を快勝し勢いに乗る、ロワジャルダンで大体いける。<4201>と、底が割れてないしまだまだ強くなる可能性は無限大。唯一の5着は昇級初戦の金蹄Sだけど、着差は0秒5だしメドは立った。3歳同士とはいえ、オープン特別2着もありクラスの壁は皆無に等しい」 千さん「強敵は、クライスマイルでしょ。番手マークから楽に抜け出し、3馬身突き放した青梅特別は実力の証し。GIII・レパードS2着と、実績はロワジャルダンに勝るとも劣らない」 春さん「穴なら、トミケンユークアイ。他に強力な同型がいないし、バカにしていると逃げ切りも」☆福島10R「信夫山特別」(芝2600メートル)◎1ウインアルザス○2ディスキーダンス▲7レイズアスピリット△5マイネルリード、6スノーストーム 千さん「難解すぎて食指が動かない。パスするよ」 春さん「チャンスのある馬は五指に余る。その中で、デキの良さが目立つ上り馬のウインアルザスが一歩リード。昇級戦は形だけで、もともと千万条件で再三勝ち負けしてきた実績があり、前走比2キロ減のハンデ55キロならもう一丁いける」☆福島9R「郡山特別」(芝1200メートル)◎4カカリア○12エリーティアラ▲11グレンデール△7サダムリスペクト、8ラドゥガ 春さん「降級すればカカリアの底力が一枚上。ベストの条件は直線1000メートルだけど、500万なら1200メートルも力で押し切る」 千さん「そこに落とし穴がある。危険な人気馬だ。オレはラドゥガの複勝勝負。小池徹平似のイケメン、米良調教助手の穴情報に乗った」☆函館11R「STV杯」(芝1200メートル)◎9ブラヴィッシモ○5ダノンマッキンレー▲8マジックシャトル△6レッドシャンクス、11ストークアンドレイ 春さん「グングン力を付けている3歳馬のブラヴィッシモをイチ押し。スタートで出遅れ、直線だけの競馬で0秒1差2着と迫ったUHB杯は真骨頂。タイミングが合わず出遅れただけで、下手ではない。今度は好位指定席から差し切りを決める」 千さん「もう1頭の3歳馬、マジックシャトルも実力は紙一重。連闘の疲れが残っていなければ好勝負必至」☆中京11R「マレーシアカップ」(芝2000メートル)◎7アズマシャトル○8リヤンドファミュ▲13リアファル△1イサベル、9エーシンハクリュー 春さん「人気でもアズマシャトルには逆らえない。3走前にオープン特別・白富士Sを圧勝しているし、前走の鳴尾記念は重賞メンバー相手に3着。降級すれば役者が一枚上だ」 千さん「オレはルメール騎手に鞍上強化された、リアファルの複勝勝負。得意のダートとはいえ、オープン、重賞で(2)(2)(3)着の実績と実力は伊達ではない。芝も血統、走法から心配ないハズ」※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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社会 2015年07月17日 14時00分
達人政治家の処世の極意 第九回「橋本龍太郎」
いかに橋本龍太郎という人物が、頭脳明晰、政策的能力抜群で、所属した田中派、竹下派と流れる中で一貫して派閥の「ホープ」「切り札」視されていたかは、二人の派閥領袖の次の言葉で分かる。 「(同じ派閥の)小沢一郎が物事をドスンと決断、実行する“ナタ”の魅力なら、橋本はスパッと切る“カミソリ”の魅力がある。IQの高さは相当のものがある」(田中角栄元首相) 「呑み込み早く、切れ味は抜群。政策でも、言うことがない。総理になったあとの予算の組み方も、オレより上。ファンダメンタルズ(経済の基礎的指標)についても誰よりもわきまえている。まれに見る“仕事師”だ」(竹下登元首相) なるほど、若き日の厚生政務次官(現・政務官)では厚生省内の反対を押し切って将来の環境行政の必要性を訴え、後の環境省設置への先導役を果たし、厚生大臣になるや“大圧力団体”の日本医師会を向こうに回して健康保険法改正を実現、合わせてそれまで続いていた厚生省と日本医師会の対立関係を正常化に持っていった。また、この厚相時には同時に長年の懸念だった「スモン(病)訴訟」を解決に導いてみせた。さらには、中曽根康弘元首相が緒につけた至難の日本電電公社、日本専売公社、日本国有鉄道の分割・民営化を、厚相あるいは運輸相としてもキッチリ実現させてみせるなどの「仕事師」ぶりだったのだ。ところが、これだけの人物にかかわらず“玉に瑕”、いささか人望に欠けた。そんな橋本をそばで見てきた政治部記者の、こんな証言が残っている。 「気位が高い、向こうっ気も強い自信家だ。官僚と渡り合っても、筋が違うと徹底的にやり込める。新聞記者にも、木で鼻をくくるように『もっと勉強して出直してから来い』とやる。官僚の中にはさんざん反論、逆襲され、メンツ丸つぶれで泣いて大臣室を出て来た者もいる。本人は純粋な気持ちで物事を合理的にやっているつもりのようだが、結局は真の子分はほんの少ししかできなかった」 付いたアダ名は怖いものなしで風を切って歩くことから「風切り龍太郎」、カゲ口は食いつかれたら血が出ても放さないことから「カマイタチ」だった。 しかし、これだけ自信家、頭の切れる人物も、本来なら一気に総理へのイスに駆けあがっておかしくないが、回り道が長かった。本人もなかなか“順番”が来ないことに、いささかガックリのようであった。ようやく宿願を果たしたのは、社会党の村山富市を「自社さ」3党の連立政権で首班に担ぐという“奇策”で自民党が政権奪還を果たした後、この村山が退陣したあとの自民党総裁選に出馬、ライバルの小泉純一郎を競り落してということだった。政権スタート時は「龍ちゃん」「橋龍」と親近感を持たれ、国民人気も高かった。そして、表題の言葉があったということである。その言葉は、もう少し詳しく言うと次のようになる。 「(天下取りは)結局は、運や巡り合わせに左右されるのではないか。(政治の世界でも)大きく見れば、その時その時に人はうまい具合に選ばれている。沖縄返還が、佐藤(栄作)総理以外の人で実現できたか。鈴木(善幸)総理の後に、果たして中曽根(康弘)さん以外の誰がいたか。こう考えると、その時々で必ずその時に必要な人が登場している。まさに、“天の配剤だ。総理になりたいと言い続けてダメな人もいれば、何も言わなくても呼び出されて総理になる人もいる。世の中、そういうものだと思っている」と。読者諸賢も、心すべしである。 想い描いた人生が、そのまま現実のものとなる可能性はほとんどない。会社が狙ったポストに確実に就けてくれるなどは、大海で沈没船の金塊を探すようなものだ。“確率”は、極めて低い。運や巡り合わせ、結局は天の配剤がそれを決めるということである。地道にやっていれば、いつか光明が訪れる。それを自信家の橋本も、ようやく分かったということのようである。 二枚目だった慶応大学時代の橋本は、じつは俳優として「第1期ニューフェース」に東宝から誘われている。この話は代議士だった父親が、その後継を考えて断わりを入れた。俳優の道を選んでいたら総理をしのぐ名優になれたかどうか、天の配剤かくやということである。=敬称略=■橋本龍太郎=厚生大臣(第57代)、運輸大臣(第58代)、大蔵大臣(第93・94・103代)、通商産業大臣(第59代)、副総理、内閣総理大臣(第82・83代)、沖縄開発庁長官(第42代)、沖縄及び北方対策担当大臣、自由民主党総裁(第17代)などを歴任。小林吉弥(こばやしきちや) 永田町取材歴46年のベテラン政治評論家。この間、佐藤栄作内閣以降の大物議員に多数接触する一方、抜群の政局・選挙分析で定評がある。著書多数。
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